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愛宕羽山両神社|上杉鷹山公も、みずから足を運んだ霊験あらたかな神社

愛宕羽山両神社の御朱印

愛宕神社及び、羽山神社は米沢市街地南西の斜平山にあります。
上杉鷹山公が自ら雨乞いの為に足を運んだといわれる愛宕山神社とそれに関連する羽山神社、地蔵園口ノ宮へ行ってきました。
斜平山(ならでやま)の一角にある御成山公園 は「やまがた景観物語」にも登録されています。

愛宕羽山両神社へのアクセス

愛宕神社の9合目まで車でGo!

愛宕神社は愛宕山に、羽山神社は羽山山にあります。
さらに、笹野山という3つの山をまとめて斜平山(なでらやま)といいます。
最も高い所で660m程になります。

愛宕神社と羽山神社は山の上にある神社ですが、館山町(斜平山の北側)から近くまで車で行ける道があります。

館山町の登山口まで、JR奥羽本線米沢駅から車で西へだいたい13分位。
そこから愛宕山の9合目まで車で行くことできます。
愛宕山の9合目までは車でだいたい15分位かかります。
さらに愛宕神社のある頂上まで徒歩で5分位かかります。
道中は細い砂利道で整備されいますが、1台分しか通れない山道ですので、車で行かれる方は気を付けて行ってきてください。

羽山神社は愛宕神社に行く途中にあって、車だと5分位の距離があります。
駐車場はなく、車一台のスペースが道端にある程度です。
羽山神社のある頂上まで、徒歩で3分位登ると見えてきます。

愛宕神社 へトレッキング(登山)

愛宕山神社と羽山神社のある斜平山はトレッキングコースにもなっていて、麓から徒歩で登ることも可能です。ただし最短コースでも往復3時間(6000m)位かかるようです。 (それなりの装備が必要です。)

米沢市のまちあるきガイドブックがわかりやすいです。

わたしは今回、初めての参拝で車で行ってきました。
新緑の静寂が漂う雰囲気でしたので、いつかトレッキングで行きたい気持ちも湧きました。けど、一人で3時間のなれない山歩きはちょっと心細そそうだなぁと感じました。天気が小雨だったし、それ位静かな所でした。(山は皆そうかもしれませんが…)

新・奥の細道のスタート地点には館山局前バス停があり、ゴール地点には笹野大門前バス停がある為、JR奥羽本線米沢駅からバスと徒歩で参拝することも可能です。

館山局前バス停は山交バスの米沢駅〜小野川温泉の路線を使用。
・笹野大門前バス停は山交バスの米沢駅〜白布温泉の路線となります。
 どちらも日に、7本程でているようです。

※山交バスホームページの「 路線バス時刻表 」の項目から詳細確認できます。

地蔵園口ノ宮(愛宕羽山両神社) へのアクセス

地蔵園口ノ宮にはJR奥羽本線米沢駅から西へ車で15分。
館山町の登り口から車で行くと南へ5分位かかります。

地蔵園口ノ宮からのトレッキングコースもあります。

※表は横スクロールで閲覧可能です

住所山形県米沢市遠山町206(愛宕神社 (※1)
山形県米沢市遠山町2084(羽山神社) (※2)
山形県米沢市遠山町1479-1(地蔵園口ノ宮)(※3)
電話番号0238-23-3268
御祭神
(※1)
火之迦具土神(かぐつち)
大山祇神(おおやまつみのかみ)
御祭神
(※2)
羽山戸神(はやまどのかみ)
大名持神(おおなもちのかみ)
少彦名神 (すくなひこなのかみ)
アクセス
(※1)
JR奥羽本線米沢駅から車と徒歩で西へ33分位(8700m)
アクセス
(※3)
JR奥羽本線米沢駅から車で西へ15分(5300m)
Wi-Fi無し
駐車場30台位 (※1)
無し (※2)
20台位 (※3)
公式HP無し
新・奥の細道コース案内板

愛宕羽山両神社のご由緒

愛宕神社の創建詳細は不明ですが、 807年(大同2年)に創建され平安時代から庶民の信仰厚い神社だったそうです。

斜平山の一角である愛宕山(559m)と羽山(534m)には 、愛宕神社 と羽山神社が祀られています。地蔵園口ノ宮には2つの神社を合祀した愛宕羽山両神社が鎮座しています。

とくに愛宕神社では御祀神に 火之迦具土神(かぐつち) を祀っていて、古来より開運、厄除け、火伏せに御霊験があらたかとして信仰があります。

1601年 (慶長6年) 関ケ原の戦い後、上杉景勝公が米沢城へ入城したあとは、神璽を奉納し、社殿の修復、寄進(寄付)がされました。その後も米沢藩上杉家の寄進で本殿や境内が修復されています。

出羽国米沢藩9代 上杉鷹山公(上杉 治憲 )の時代には、天明の大飢饉を代表として、いくつかの飢饉に見舞われた時代でした。
1771年6月5日( 明和8年 )早朝には上杉鷹山公自らが愛宕山に登り雨乞いを行った記録が残っています。

愛宕羽山両神社 の特殊神事

『愛宕の火まつり』

上杉景勝公の時代から現在に続く神事として、毎年8月1日の夕方から、地蔵園口ノ宮より上杉景勝公のご神璽を神輿に遷し、松明、提灯で照らし、「六根清浄、 お山は繁昌、身体堅固」、の掛け声とともに雄壮なお神輿を中心に、松明りを燈し登拝する火の行列は火災鎮火の大神の御神徳を仰ぐ神事として続いています。
また、市内からは、数百人の松明り行列が並び、 地蔵園口ノ宮の芝舞台では、明神太鼓など多くの行事が奉納されています。

愛宕神社の境内

愛宕神社の外観

愛宕神社は9合目の駐車場から徒歩で5分もかからない位の場所にあります。
登っていくと徐々に社が見えてきます。
この日は小雨が降っていましたが、愛宕山山頂へ到着した頃には止んできました。

あれ?

雨乞い関連の神社(火伏せの神様:火之迦具土神(かぐつち) )なのに、雨止んできたよ…
雰囲気でてたのに…
しかも、 平成5年に建てられたお水取りは枯れている状態…
このチグハグな感じ
なんだろね…

まぁ…たまたまでしょう!

拝殿はがらーんとした様相で中には何もありません。
あとで、 地蔵園口ノ宮で伺った話では、奥にある本殿へ全部仕舞っているとのことでした。

愛宕神社の本殿です。
愛宕の火まつりの際はこちらまで登拝するのでしょうか。

雨乞いの碑石

上杉鷹山公の雨乞い碑石
鷹山公が降雨祈願を起こったところ、数時間後には慈みの雨が降り出し、領民が大層喜ばれたという記録が残っています。

愛宕山から見える米沢市街地

愛宕山山頂から見える米沢市街地

そもそも、上杉鷹山って誰よ?

上杉鷹山(うえすぎようざん[上杉 治憲(うえすぎ はるのり)])は、江戸時代中期、出羽国米沢藩9代藩主。
上杉藩の正式な跡継ぎが幼く、つなぎの藩主として縁のある宮崎県の高鍋藩から招かれてきました。
鷹山公は米沢藩再生のきっかけを作ったことで、江戸時代屈指の名君として知られています。

鷹山公が改革を行う前の米沢藩は、貧乏、だけど、武士としての見栄を維持する為、これまでの生活を続ける為に借金は続ける!
能力より年功が優先されるよー、効率の良さなんかより、もちろん慣例が重要だよ!
という状況下でした。

鷹山公の改革は、質素倹約を中心に、新たな産業への取り組みを行うといった、痛みを伴う改革の為、米沢藩内の多くから反対の声を受け、 嫌がらせも受けつつ断行されました。

その結果として、 大飢饉でも餓死者を出すことがなったそうです。
徳川幕府からは全国の大名にむけて、米沢藩を見習うようにと言い渡されるほどでした。

上杉鷹山公の書籍はたくさん出版されていますが、童門冬二さんの小説が読みやすいです。

【上杉鷹山公の名言】
為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり

羽山神社の境内

羽山神社の鳥居
草が鳥居前に生い茂っています。

傾斜の為、スニーカーなどの靴でないと登りづらそうです。

羽山神社の拝殿

羽山神社の拝殿
緑あふれる木々のなかに、ひっそりとたたずんでいます。
小雨が降っていたのですが、静寂に包まれたしっとりとした空気が心地良かったです。木々の隙間からちらっと米沢市街地が見えます。

羽山神社の本殿
本殿の御扉には、太陽と月の紋章があります。

愛宕羽山両神社の境内

遠山町にある、 地蔵園口ノ宮の麓です。
遠山地区では、さくらんぼハウスがたくさんあったのですが、さくらんぼ≠米沢のイメージが全くなかったので驚きました。

愛宕羽山両神社の拝殿です。
こじんまりとしていますが、こちらも緑豊かな神社でいい雰囲気です。

愛宕羽山両神社の狛犬
新しい感じで、ガギガギッとしたシャープな造形です。

愛宕羽山両神社の本殿

愛宕羽山両神社の本殿

愛宕羽山両神社の芝

愛宕羽山両神社の拝殿の隣には、記念碑や、小さな社が建てられていました。

芸能神社

芸能神社

芸能神社 の狛犬
こちらの狛犬の方が表情や動きが可愛いですね笑
また、子供の狛犬がじゃれているのが珍しい!

 口ノ宮地蔵園の登拝口

地蔵園口ノ宮の登拝口

愛宕羽山両神社の御朱印

愛宕羽山両神社の御朱印

お初穂料は300円でした。
事前に連絡してから伺いましたが、お昼前のモグモグタイムに頂きました。
お忙しい中ありがとうございました<(_ _)>

御成山公園

御成山公園は館山町(斜平山の北側)の登り口から愛宕神社へ向かう途中、麓から5分位登った途中にある公園です。

夜景スポットとしても有名で、愛宕山の頂上まで行かなくても米沢市街地を一望できる公園です。
「やまがた景観物語」にも登録されています。

愛宕神社へ行く道中、所々に案内板が立っているのですが、草ぼうぼうでとてもじゃないけど、踏み込めない感じです。遭難しそう…

以上、『愛宕羽山両神社|上杉鷹山公も、みずから足を運んだ霊験あらたかな神社』でした。

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