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萬松寺|千歳山でトレッキング&お寺参り -山形市-

萬松寺

山形市民に愛されるお散歩道、山形市の東に在る小山です。
コースにもよりますが、なにも持たずにスニーカーでも上ることが可能です。
千歳山の麓には神社や、お寺が散在しており、今回かる〜く千歳山トレッキングして萬松寺(ばんしょうじ=万松寺)に参拝してきました。

萬松寺へのアクセス

JR奥羽本線山形駅から車で東へ10分(3600m)の場所にあります。

※表は横スクロールで閲覧可能です

住所山形県山形市平清水247
電話番号023-623-0208
宗派曹洞宗(元々は 法相宗→天台宗→臨済宗)
ご本尊釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)
アクセスJR奥羽本線山形駅から車で東へ10分(3600m)
Wi-Fi無し
駐車場15台位
公式HP無し

萬松寺ってどんなお寺

萬松寺(ばんしょうじ)は、山形県山形市平清水の寺院で、山形市東部にそびえる千歳山の麓にある。
山形市の東部にある千歳山の標高は471m
萬松寺の開基は白鳳時代(645年~710年)、阿古耶姫(あこやひめ)による。

萬松寺の入り口

阿古耶姫とは?

阿古耶姫は、信夫群司(現在の福島県の北部の一地域で、律令制下においての地方官 )である中納言藤原豊充の娘で、「まんが日本昔話」の題材としても取り上げられています。

No.1265
あこやのまつ
阿古耶の松
放送回:0799-B 放送日:1991年06月08日(平成03年06月08日)
演出:阿部幸次 文芸:沖島勲 美術:阿部幸次 作画:上口照人

あらすじ
昔、奥州の藤原豊光(とよみつ)という豪族に、阿古耶という娘がおりました。

ある晩、阿古耶が琴を弾いていると、老松のある丘で琴の音に合わせるように舞を舞う若者が現れました。その若者の舞は素晴らしいもので、それから毎晩のように琴を弾くと現れる若者に阿古耶は徐々に惹かれていきました。

そして、どちらからともなく会い、二人は人目を忍ぶ仲になりました。阿古耶は「あなたはどちらの方ですか?」と問うと、若者は「千歳山の方から」「お名前は?」と問うと、「名取の太郎」と答えるだけで、それ以上はいくら聞いても教えてくれませんでした。
しばらくして、名取の川で洪水が起こり、流された橋を掛け直すことになりました。橋の材木を探した結果、千歳山の丘に生える老松を材料にする以外はないという結論になりました。

明日、老松を切り倒す作業に入る時になって、その晩現れた若者はいつも以上に憂えた顔をしてやってきて、阿古耶に自分が老松の精であることを明かしました。そして、自分が切り倒されるのはもはや定められた運命であると言い、阿古耶に引導を渡して欲しいと頼むと、泣きながら引き止める阿古耶の前で霧のように消えてしまいました。
翌日切り倒される作業に入った老松は、最後の嘆きのように松の葉を散らしながら、夕暮れには切り倒されてしまいました。ところが、切り倒した老松を運ぼうとすると全くびくともしないのです。人を増やし、縄も増やしても全く動きません。

その様子を見ていた阿古耶は、「引導を渡して欲しい」と言った若者の言葉の意味を知り、現場に行きました。そして「貴方の最後の願い通り、私が導いて差し上げます」と言って、かけられた縄を軽く引っ張るとあれほど動かなかった老松はするりと動き出しました。

名取川に新しい橋はかけ直され、阿古耶は老松が生えていた場所に新しい若い松を植えて、その横に草庵をむすびました。阿古耶は生涯をその草庵で閉じ、彼女が植えた松は時を経て立派な松に成長しました。人々は、その松を「阿古耶の松」と呼んだそうです。

出典: まんが日本昔ばなし〜データベース〜

萬松寺の参道

萬松寺の鐘楼

6月23日の日曜日に伺ったのですが、萬松寺の紫陽花は先始めでした。

萬松寺の参道

正面から入る人は他に誰も居ませんでしたが、お寺の方から降りてくる人とは何人かすれ違いました。

お寺の裏手が千歳山のトレッキングコースと繋がっている為です。

萬松寺の山門

萬松寺の山門

山門は山形開城の祖、斯波兼頼公(足利時代延文年間)が建立せし霞城(山形城)の大手門(南門)である。
最上義光公(戦国時代天正年間)が城堀を改造し石垣城とするに当り、旧城門に黒印六十石を付加し、當山へ寄進された門である。

山門上の額「千歳山(歳は山冠)」は上杉鷹山公の師、細井平洲の筆。

萬松寺の仏殿

萬松寺の仏殿

扉があけ開きになっていて、内はがらんどうな空間ですこし寂しい感じがしました。
お庭の池の中には蛇がいて、池の石にはカナチョロが、さらに別の岩には蛙がいて三竦み?の状態でした。ちょっと物音たてたら、蛇がまっ先に水中に消えていきました。

萬松寺の御朱印

萬松寺の御朱印

御朱印代は、300円でした。

千歳山トレッキング 超初級

千歳山稲荷神社入り口

千歳山には様々な登り口とコースが存在します。
今回、わたしは千歳稲荷神社の入り口から登って、一番簡単だと思われるコースを通って萬松寺に参拝しました。(山頂には行っていません)

詳しいコースは散策マップを見てください。

散策マップの①が千歳稲荷神社の入り口付近です。今回わたしが歩いたのは、散策マップの①から右手(東側)へ進むトレッキング最短の15分ほどのコースです。かかった所要時間は16分でした。

麓に下りてきてアスファルト道を5分ほど東へ歩いていくと萬松寺に辿り着きます。(千歳山の中を通って萬松寺へ行くコースもあります。)

千歳山稲荷神社の入り口付近には10台位駐車可能な駐車場がります。また近くには「千歳山こんにゃく店」という人気のお店もあります。
トレッキング終わりに立ち寄っている方で賑わっています。

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まとめ

・萬松寺は「まんが日本昔話」にも取り上げられた伝説の由来があるお寺

・萬松寺について詳しく書いているHPは「蟻行記」さん

・萬松寺は「羽州山形七福神 」の福禄寿を祀っています。

・ 萬松寺は千歳山の麓にあってトレッキングコースの一部です。

以上、『萬松寺|千歳山でトレッキング&お寺参り -山形市-』でした。

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