猛禽類保護センター 鳥海イヌワシみらい館は山形県酒田市草津湯ノ台にある猛禽類の資料館及び、猛禽類を中心とした動物の調査拠点です。
先日、遊びに行ってきました。
鳥海イヌワシみらい館へのアクセス
酒田駅から北東へ40分、最寄り駅(遊佐駅)から東へ25分の山の上にあります。
近くの湯の台温泉 鳥海山荘までJR酒田駅からバスがでております。
湯の台温泉 鳥海山荘 からは歩いて5分位で着きます。
鳥海イヌワシみらい館とは?
猛禽類保護センター 鳥海イヌワシみらい館 は、イヌワシをはじめとする希少な猛禽類を対象に調査研究、保護推進、普及啓発を行う拠点です。
また、猛禽類の生態やそれを取り巻く自然環境の重要性などを理解してもらえるような展示室が設けられています。

鳥海イヌワシみらい館の料金は?
入館料は無料です。
野生生物保護センターは本州でここだけ
環境省が管轄する野生動物保護センターは日本に7か所しかありません。
そのうち、本州にあるのは、 猛禽類保護センター 鳥海イヌワシみらい館のみです。
環境省のHPで詳細リンクへ飛ぶことが
- 北海道海鳥センター
- 釧路湿原野生生物保護センター
- 猛禽類保護センター
- 佐渡トキ保護センター
- 対馬野生生物保護センター
- やんばる野生生物保護センター
- 西表野生生物保護センター
鳥海イヌワシみらい館に生体はいません…
猛禽類保護センター 鳥海イヌワシみらい館には生きた動物がいません。
てっきり傷ついた猛禽類を保護しているとか、生きた猛禽類と触れ合える施設だと思っていました。
保護センターと名がつきますが、あくまで調査、保護の為の活動を目的とした施設です。
玄関をくぐると、カッコいいイヌワシの はく製がお出迎えしてくれます。

触るとけっこう、もふもふしています。
他にも様々な猛禽類のはく製がかざられていました。

高い所に展示されている為、触ることができませんでした。

ノスリはずんぐりむっくりです。

はく製以外にも、来館した方へや動物の特徴、保護目的をしってもらう為、さまざまな展示物がありました。
身近なニワトリで解説するとりの部位

猛禽類の鳴き声が鳴る機械です。
意外にも、それぞれ、特徴があって違いがわかりやすいです。
みなさん、一番聴いたことがあるのは、「トビ」でしょう。
時代劇のテレビや映画の冒頭解説で入る鳥の鳴き声です。
…
ピ~ヒョロロ~
「時は戦国…」
「本能寺の変から〇年…」
といった回想が入りそうです。

マジックハンドを使って、足の形の違いでどれくらい掴みやすいか体感できる、スペースです。

こちらは、イヌワシの獲物として関係している動物の骨やはく製等がはいっています。
触れただけでは、一つもわかりませんでした。
初めて触れて、わかる人なんているのかな?

ムササビのはく製かな?
…

…
ニホンリスのはく製でしたー。

壁には、猛禽類の解説付きの写真も展示されています。解説付きの写真については、撮影NGとのことでした。センターには趣味と専門性を兼ねたプロのカメラマンの方がいらっしゃるとのことで、その方が撮影された、幻想的な自然や、息遣いを感じされる動物の写真が大パネルで展示されていました。
芸術や、写真の良さに目が肥えているわけではないのですが、パネルの大きも相まって、思わず見いてしまう迫力がありました。
といった具合に、手作り感満載の展示物で見て触って動かして、楽しめる施設となっています。
定期的に野鳥観察などのイベントも開催しているようです。
お土産
管内では数か所にスタンプがあり、スタンプ全部を集めると、粗品を選ぶことができます。今回はマスコットキャラクターである「ワッシーくん」の缶バッチを頂きました。

また、簡単なアンケートを書くことで、別枠の粗品を選ぶことができます。
私は、3.11で被災した地域で加工制作されたという、栞を頂きました。

裏面には東北地方の杉を南三陸町で加工、制作され旨が書いています。

住所:山形県酒田市草津湯ノ台71−1
電話番号:0234-64-4681
営業時間:9:00~16:30
定休日:12/1~3/31の間の火曜日
1月・2月 土・日・祝日
Wi-Fi:不明
アクセス:遊佐駅から車で25分
駐車場:有り
公式HP:猛禽類保護センター 鳥海イヌワシみらい館
Wi-Fi:不明
以上、「鳥海イヌワシみらい館|文化祭のような展示資料館」についてでした。