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鳥海山大物忌神社 吹浦口の宮|山のふもとの鳥海山大物忌神社 その2 [遊佐町]

アイキャッチ

鳥海山山頂付近にある別表神社、鳥海山大物忌神社(ちょうかいさんおおものいみじんじゃ)へ参拝する予定だったのですが、あいにくの雨で今回参拝は断念。「蕨岡口の宮」を訪れた後は「吹浦口の宮」へ行ってきました。

出典元:現地案内図より

拝殿二つ、本殿二つのめずらしい構成の神社です。

鳥海山大物忌神社 吹浦口の宮へのアクセス

車🚙

JR羽越本線酒田駅から北東へ車で26分、最寄り駅(JR羽越本線吹浦駅)から北へ車で2分(450 m)

日本海東北自動車道 酒田みなとICから車で25分

自転車🚲

JR羽越本線遊佐駅より無料のレンタサイクルあり。

駅からだと40分位、鳥海山大物忌神社 蕨岡口の宮からだと1時間位で行くことができます。

※表は横スクロールで閲覧可能です

住所山形県飽海郡遊佐町吹浦布倉1
電話番号0234-77-2301
(鳥海山大物忌神社 吹浦口の宮)
アクセスJR羽越本線吹浦駅から北へ徒歩で5分(450 m)
開門時間24時間
御朱印
授与時間
9:00 〜 16:30
Wi-Fi無し
駐車場30台位
公式HP鳥海山大物忌神社(公式サイト

小高い場所に在る蕨岡口の宮(わらびおかくちのみや)と異なり、吹浦口の宮は海に近い平地にあります。

一ノ鳥居の写真で見てもわかるとおり、住宅が近く参拝者もチラホラいた為、気軽に参拝しやすい雰囲気でした。

ズルいの
ズルいの

蕨岡口の宮の方は誰もいなかったし、山の上にある為、より神聖な雰囲気を感じた。

二ノ鳥居を越えると駐車場になっていました。

鳥海山大物忌神社 吹浦口の宮の概要

※表は横スクロールで閲覧可能です

主祭神大物忌神おおものいみのかみ宇迦之御魂神うかのみたまのかみ倉稲魂命うかのみたまのみこと稲倉魂命いなくらたまのみこと豊受姫命とようけびめ豊受大神とようけびめのかみ豊宇気毘売神とようけびめのかみ大物忌神おおものいみのかみ = お稲荷様

月夜見命つくよみのみこと = 月の神 = 月読命 = 月夜見尊
配祀神
創建71〜130(景行天皇時代)もしくは539 – 571(欽明天皇時代)
例祭5月4日
5月5日

噴火による焼失と再建を繰り返したことや、登山口ごとに存在する信徒勢力が、互いに反目競争することが多く伝承には定説をみない状況の為、創建時期には諸説があり。

本社殿は鳥海山の山頂に鎮座し、麓に「口の宮」と呼ばれる里宮が吹浦と蕨岡の二ヶ所に鎮座している。

鳥海山大物忌神社 吹浦口の宮のご利益

◎大物忌神

五穀豊穣・海上安全・厄除開運

農業・漁業・衣食住の諸産業・開運招福・厄除け

◎月夜見命

五穀豊穣・農業・豊漁・航海安全・家内安全

鳥海山大物忌神社 吹浦口の宮のご由緒

鳥海山は古代のヤマト王権の支配圏の北辺にあることから、大物忌神国家を守る神とされ、また、穢れを清める神ともされた。鳥海山は火山であり、鳥海山の噴火は大物忌神の怒りであると考えられ、噴火のたびにより高い神階が授けられた。

Wikipedia より
「両所宮」と呼ばれて800年

鳥海山大物忌神社にある月山神社は摂社の扱いではありますが、主祀神とされており、それぞれの本殿が存在する。

1220年代の鎌倉幕府の書状には、「両所宮」の記載があり800年以上前から二神を祀る寺社として存在していた。

鳥海山大物忌神社 吹浦口の宮の境内

正面に見えるのは、豪華な造りの下拝殿。

”とつくとおり、階段を登った先に、もうひとつ拝殿があります。

ズルりん
ズルりん

どうして、上と下で拝殿が分かれているの?

ズルいの
ズルいの

調査不足でわかりません。

下拝殿脇の階段を登っていくと、三ノ鳥居が見えてきます。

案内図では階段前を左側へ行くと風神社があるとなっているのですが、小屋のような建物しか見つけられませんでした。

三ノ鳥居から拝殿が見ます。

拝殿と本殿を繋ぐ幣殿

幣殿の先には月山神社の本殿(摂社)と鳥海山大物忌神社の本殿がひょっこり見えます。

左側に見えるのが月山神社で、右側に見えるのが鳥海山大物忌神社になります。

拝殿脇から社務所裏へ通じる道です。

こちらも最初草木と同化していて初めは見落としていました。

「女坂」と言われており車いすの方でも、後ろを押してくれる人がいれば、上の拝殿まで参拝可能ではないでしょうか。

鳥海山大物忌神社 吹浦口の末社

境内の案内板を見えればすぐにわかるのですが、境内の上の拝殿の左手側にさらに本殿と同じ高へ続く小さな階段があります。

初め草木と道が同化していて見落としてしまいました。

階段を登った先に見えるのは、白山神社(左手)と雷電神社(真ん中と右手の二社)です。

鳥海山大物忌神社 吹浦口の宮の本殿

末社が在る場所へ登ると、鮮やかな朱色の本殿を見ることができます。

手前が月山神社の本殿で、奥にぎりぎり見えるのが鳥海山大物忌神社の本殿です。

メモ

こちらに在るのはあくまで、吹浦口の宮としての本殿になります。

鳥海山大物忌神社の本社殿は鳥海山の山頂に在ります。

鳥海山大物忌神社 吹浦口の宮の御朱印

鳥海山大物忌神社 吹浦口の宮の御朱印

初穂料は、500円

蕨岡口ノ宮の御朱印も吹浦口の宮で頂くことができます。

令和2年はコロナ禍の為、鳥海山山頂及び、7合目の御浜神社がお休みになり、こちら吹浦口の宮で頂けるようです。

他にも、有名なパワースポットである「丸池神社」や「中ノ宮」、「河原宿箸王子神社」の御朱印もこちらで頂けるようです。

初穂料はそれぞれ500円でした。

鳥海山大物忌神社の御朱印帳は色違いで6種類あるそうです。

それぞれ2,000

冬訪問時の様子

2022年3月に参拝した際の鳥海山大物忌神社

小雨模様の中、時々晴れ間の除く日で、「おのころ島」には青空が映りこんでいました。

オノコロ島

日本の国生み神話で、イザナギとイザナミの二神によって最初に作られた島。

オノコロ島にはさまざまな実在説や架空説がある。

数名の参拝者がいらっしゃったのですが、下拝殿への参拝でお帰りになっていました。

それもそのはず、階段を登った先の拝殿、本殿の周りにはまだ、雪が残っており、長靴やロングブーツで行かないとまともに歩き回れないような状況でした。

手前の赤い社は、月山神社本殿

まとめ

蕨岡口ノ宮と比べるかたちになってしまいますが、吹浦口の宮の方は、虫が全然いなかったので、刺されることを気にせずゆっくり参拝することができました。

コロナ禍の為、通常山頂まで登らないと頂くことができない「鳥海山大物忌神社の御朱印」を、吹浦口の宮で頂くことができます。

登山がちょっと遠慮したいけど、御朱印を頂きたい方はお早目にどうぞ。

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