梅花皮荘(かいらぎそう)ってルビふってくれないと読めない…
飯豊温泉からの引き湯を行っている山荘になりますが、天然温泉、かけ流しの贅沢な温泉です。秘湯な感じで遠いです。
記事をサッと流し読み(目次)
山の中すぎて地図で見ても、いまいちわかりにくいです。
山形県は人間の横顔の様なの形をしています。
山形県のマスコットキャラクター「きてけろくん」の顔を参考するとちょうど、あごの位置に在ります。
新潟県との県境から国道113号線を南下すると辿り着くことができます。

住所:山形県西置賜郡小国町大字小玉川564-1
電話番号:0238-64-2111
日帰り温泉営業時間:10:00~19:00
定休日:無休
Wi-Fi:不明
アクセス:JR小国駅から車で南西へ30分
町営バスで南武線終点のバス停です。
駐車場:200台
公式HP:梅花皮荘
町営バスの南武線の終点バス停にもなっています。
夏時間と冬時間で時刻表が分かれています。
また、バスだと45分かかります。小国駅から始発の病院までは徒歩で10分かかります。
山形県西置賜郡小国町の小玉川地区に在る山荘です。
国道113号線で新潟に向かう途中で県道260号線を南下すると辿り着くことができます。
新元号である「令和」が発表された翌日の4/2(火曜日)に訪れました。
4月に入ったのに、小国町に入ると雪が降っていました。

お風呂あがって1時間後くらいには降り止んでいたのですが、
到着したときは写真にもはっきり写るぐらいの降り様でした。
はだいろとオレンジ色の建屋にフロントや食事処、宿泊施設があります。
温泉は茶色の建物(山崎屋)にあって、フロントの建屋から2階の連絡通路を通って行くことができます。
おぐに白い森

梅花皮荘付近の橋の上からの写真です。
遠くに梅花皮荘が霞んで見えます。
まさに「しろい森」と呼ぶにふさわしいロケーションです。
白い森って何?
小国町は、飯豊・朝日両連峰に抱かれ、737.56平方キロメートルという広大な町土を有しています。その約90パーセントには、ブナなどを中心とした広葉樹の森が広がっており、美しい四季のうつろいを見せてくれます。
出典:おぐに白い森
また、全国有数の豪雪地帯であり、降り積もった雪が、多様な生命を育む源泉となっています。
町を象徴する二つの素材であるブナと雪から共通してイメージできる「白」を基に 、町全体を“白い森”と表現しています。そして、先人たちがブナの森の限りない恵みを受けながら築いてきた生活文化を受け継ぎ、自然と人間の新しい共生のあり方を世界に向けて発信していくための町づくりに取り組んでいます。

道中小国町では上記のような新しめの看板をときどき目にしました。
しっかり観光に力を入れていることが伺えます。
人口の少ない町だし、限界集落だったかな?と正直、小国町をなめてました。
ごめんなさいm(_ _)m
ホームページも見やすいし「おぐに白い森」とても素敵な町です✨
クマも傷を癒した温泉
ちなみにクマが入浴したのは飯豊温泉のことです。
温泉地名でもある「飯豊温泉」は800年の歴史がある温泉になります。
まだ、鎌倉幕府が開幕して間もない頃ですね…
そりゃぁクマだって入ったかもしれません。

山崎屋の正面からみて建屋の2階右側にある男湯です。

写真だとわかりにくいですが、これが、無色透明なのです。

足跡がついているのは、錆びや汚れからではありません。
こちらの温泉は、飯豊山の中腹から湧き出ている飯豊温泉を引き湯しているそうで、風呂底のオレンジのものは、温泉成分が空気に触れることで発生する「湯花」によるものです。
当然、白いタオルにも、かなり目立つ位に付着しますので、
高級なタオルとかは使っちゃダメです。
翌日、普通に洗っただけなのですが、な~となく黄みがかって落ちていません。

じゃぶじゃぶとまではいきませんが、オーバーフローする湯量です。
源泉の温度が51.7℃で加温、加水無しの引き湯の温泉です。
こちらの施設での供給温度は44.1℃とのことですが、だいぶ温めでした。
わたし的にはちょうど良かったです。
様々な泉質が混じりあっているわりには、優しく体にしみこんでくる
お湯だなぁと感じました。
無味無臭でクセもなくずっと入っていたい温泉です。
季節によって温度が大きく 変わるそうです。

2階にある温泉の為、窓から見える景色も良く、自然の雄大さを感じます。
夏にきたら、かなり雰囲気が変わりそうです。

フロントにあるメニューです。
最初に食事をするかどうか聞かれました。
事前の予約が必要なようですが、クマ汁を頂けるメニューもあるそうです。

2階連絡通路前の食事処です。

男湯と女湯の間には休憩所があります。
下の写真は、左側が休憩所の天井で、右側が男湯の天井です。
同じ位の大きさの丸太が同じ位の高さにありました。
まさか、長い丸太一本なのでしょうか??(未確認です。)
休憩所に在るまたぎの猟銃
源泉名 | 飯豊温泉1号、2号、3号、4号、5号混合泉 |
泉 質 | ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩 硫酸塩温泉(低張性中性高温泉) |
浴用の禁忌症 | 病気の活動期(特に熱のある場合)、 活動性の結核、悪性腫瘍、 重い心臓病、呼吸不全、腎不全、 出血性疾患、高度の貧血、 その他一般に病勢進行中の疾患 消化菅出血 目に見える出血があるとき 慢性の病気の急性増悪期 |
飲用の適応症 | 不明 |
飲用の禁忌症 | 不明 |
かけ流し・循環ろ過 | かけ流し・循環なし |
入浴剤・消毒 | 無し |
加水・加温 | 無し |
露天風呂 | 別館にてあり(冬期閉鎖) |
サウナ | 無し |
ケア用品 | シャンプー&リンス、ボディーソープ |
ドライヤー | 有り |
食事処 | 有り |
筋肉又は関節の慢性的な痛み又はこわばり(関節リュウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)、
運動麻痺、冷え性、 抹消循環障害、胃腸機能の低下、軽傷高血圧、耐糖能異常、軽い高コレステロール血症、軽い喘息又は肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症、ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ)、病後回復期、疲労回復、きりきず、皮膚乾燥症
日帰り温泉の料金です。
大人 :500円
小人 :300円(幼児無料)
風呂の日(毎月26日)
大人 :300円
小人 :200円
飯豊温泉 梅花皮荘から出立した後、急遽「泡の湯温泉 三好荘」へ、人生初はしご湯しました。
以上、「飯豊温泉 梅花皮荘(かいらぎそう)|クマも傷を癒した おぐに白い森の伝説の湯」でした。