本日、2019年9月21日㈯から23日㈪にかけて、山形県西置賜郡白鷹町の白鷹山でパラグライダー大会 しらたかラ・フランスカップが開催されます。
競技内容は「パイロンレース」
競うのは平均速度と、飛行距離
パイロンレースとは?
パイロンレースとは、地上の目標物(パイロン)を回って、スタートからゴールまでにかかった時間を競い合うタイムレースです。
設定されたパイロン(地上の目標物)にはそれぞれにシリンダーサイズ(半径)が設定され、そのシリンダー内に入ることで通過したとみなされます。
「パイロン」は「ターンポイント」と呼ばれたりもします。
パイロン間の距離はエリアやコンディションや開催される競技会のレベルなどによって様々ですが、
国内の大会では20 km~50 km程の距離が一般的です。
パイロンを決められた順番に回り、ゴールまで到達する為には上昇気流を使って高度を上げる必要があります。
いかに効率よく上昇気流(サーマル)を見つけ、いかに効率よく上昇し、いかに効率よく移動しゴールに辿り着くか。
知識・技術・経験・戦略など様々な要素が必要となります。
ゴールまで到達できずに途中で着陸してしまった場合は着地地点までの距離で競います。
2019年9月21日(土)
競技時間:10:30 〜 17:00
2019年9月22日(日)
競技時間:10:00 〜 17:00
2019年9月23日(月)
競技時間:10:00 〜 15:00
今回は、台風がきていますので開催されるのかどうか...
チャレンジリーグ
パラグライダーの大会に初めて参加する方や、短いタスク競技を楽しみたい方に
おすすめのリーグです。チャレンジリーグならではのやさしい大会の雰囲気を味わうことができます。
スタートからゴールまでの距離を約10km~20kmに設定した「パイロンレース」
ナショナルリーグ
世界で行われているPWCAをベースとしたスポーツ性を持ち世界を舞台として戦
っていける選手の育成を目的としたもので、国内のトップ選手たちが競い合い、世界を目指す大会です。
スタートからゴールまでの距離を30kmから70kmに設定した「パイロンレース」
2019年7月に開催された、「しらたか紅花カップ2019」に見学に行ってきました。駐車場には、関東以北ナンバーの車が30台程停まっていました。

テイクオフポイント(離陸場所)のある白鷹山のレーダー
雲が低く、上昇気流が弱かったようです。

反対側の空にも厚い雲が流れてきて開催が怪ぶまれます。

10時半から2時間ほど風見などのテスト飛行の方(ダミー)が2機〜5機ほど飛び回っていました。
競技開始の時間が10時半からとなっていたので、てっきりすぐに競技開始となるかと思っていたのですが、風の具合等の影響もあって競技開始は12時30過ぎになりました。
ランディングポイントで、実行委員の方と一緒に空を眺めていたのですが、なかなか競技が始まらない...
2時間半ほどずっと空を眺めていました。
ホーホケキョ🐣ピーホケキョ🐣
のどか〜でした

競技開始、20数機のパラグライダーが順々に飛び立って、飛び回る賑やかな空模様でした。色とりどりのパラグライダーなのですが、写真だとサッパリですね(笑)
気になった方は、一度見学に行かれてはどうでしょう!
天気に左右される競技ですので待ち時間も過分にあります。
ゆったりとした気持ちで、ポケ〜と空を眺める位の心持ちで行かれるのが良いです。
山形県は年に3回も開催地に選ばれています。
(年間に全国で開催される数は13回です。2018年は14回でした。)
理由のひとつとして、主催スクールの事情等で東日本での開催が多いそうです。
白鷹山での開催が多い理由はやはり
トントンとんびは離陸場が3か所ある為、
その時の風向きに合わせて離陸可能です。
開催リーグ:ナショナルリーグ、チャレンジリーグ
開催リーグ:N2リーグ、チャレンジリーグ
開催リーグ:ナショナルリーグ、チャレンジリーグ
また、白鷹山から車で10分位山を下ると鷹野湯温泉もあります。
白鷹山へ登って疲れたら温泉に入ってさっぱりしませんか。
白鷹山からも近い為、便利です。
鷹野湯温泉|白鷹町を一望できる山の上の温泉
以上、『トントンとんび|東北一のパラグライダースポット 白鷹山で しらたかラ・フランスカップ2019開催 – 白鷹町 -』でした。