3月に観た映画のレビューです。
評価についてはわたしの独断と偏見によるものです。
一部ネタバレを含む場合がございます。
3月視聴した映画は1本でした。
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(吹き替え版)
(2002年)
(2002年)
監督、スティーブン・スピルバーグ
主演、トム・ハンクス (江原正士 = カール・ハンラティ)、
レオナルド・ディカプリオ ( = フランク ウィリアム アバグネイル Jr)
1960年代、未成年の詐欺師(ディカプリオ)とそれを追うFBI捜査官(トム・ハンクス)ののノンフィクションエンターテインメント。
16歳で家出して、パイロット、医師、弁護士と成りすますまでの過程が楽しかった。また、その過程で小切手偽造を行い逃走資金を得ていく。
わたしは、小切手を使用したことがないので、どうやって小切手が偽装されてしまうのかわかりにくかった。
フランクは小切手偽造の手法で400万ドル(1ドル=100円計算で4億円)を違法取得して世界中に混乱を巻き起こした青年。逮捕当時は21歳。
フランクには人を勘違いさせる力があった。そもそも権威やブランドに弱い人が世の中には多く、騙されやすい生き物だと改めて実感した。
ところどころに伏線が張られていて、当時の音楽やリアクションなどがしっかり演出されており、たいへんに凝ったつくりの作品だと思う。
「007」の真似をするシーンは、どういう意味や理由が込められているのか、わからなかった…
他にもわからない箇所があかったけど、全体的にスピード感があって、わからなくても楽しめる作りになっていると思う。
フランクの父、クリストファー・ウォーケン
笑顔が素敵な男優さんだけど、顔が怖いよ…
マフィアのボスだよ(;^ω^)
FBI捜査官のカールはフランクの逮捕後の更生にもかかわっており
フランクは刑務所の出所後に、銀行詐欺や小切手偽造犯の逮捕に協力、
また、当時の偽造防止小切手を考案、その対価を得て暮らしているそうです。
偽りの職業のひとつである弁護の司法試験には、たったの2週間の勉強で合格しておりもともと知能の高い人物であることを伺わせます。