手打ち・つけ汁・うどん処 てる井へ行ってきました。
超ごん太のしこしこ麺を山形で食べることできる唯一のお店です。
見た目のインパクトもさることながら、お味のほうも大満足の一品でした!
「けっ」は新庄弁で「お召し上がり下さい」という意味です。
新庄に限らず山形県内でよく聴く方言です。


JR新庄駅から車で東へ7分位の場所にあります。
住所 | 山形県新庄市金沢3033−5 |
電話番号 | 0233-32-1235 |
営業時間 | 11:00~15:00(Lo.14:30) |
定休日 | 月曜日、第4火曜日 |
アクセス | JR新庄駅から車で東へ7分(3600m) |
Wi-Fi | 不明 |
駐車場 | 10台位 |
公式HP | 手打ちつけ汁うどん処てる井 |

この日、雨が降っていましたが、お店の前の桜はちょうど見ごろでした。
手打ち・つけ汁・うどん処 てる井の三本桜。


玄関を入ってすぐに製麺所があります。

ご自宅をそのまま改装したような造りの店内でした。
テーブル席は5つ、ちゃぶ台席は4つあります。

田舎の自宅風な店舗構えが居心地良いです。
写真だとわかりにくいですが、 座席から見える桜がたいそう良い感じでした。
武蔵野うどんとは?
武蔵野うどんとは
東京都・多摩地域と埼玉県に伝わるうどんのことである。
「手打ちうどん」とも呼ばれる
麺は、一般的なうどんよりも太く、色はやや茶色がかっている。加水率が低い。コシがかなり強く、食感は力強い物でゴツゴツしている(つるりとはしていない)。
出典:Wikipedia
食するときには麺は、ざるに盛って「ざるうどん」もしくは「もりうどん」とする。つけ麺の汁は、かつおだしを主とした強い味で甘みがある。
武蔵野台地では江戸時代はうどんはハレの日の行事食でもあり、
旧家では現在でも冠婚葬祭などの祝い事、親戚集まりには(細く長く良い事が続くように)うどんを出す事が多い。
過去、うどんが打てなければ嫁に入る事が出来なかった。
手打ち・つけ汁・うどん処 てる井は、庄司屋グループ
手打ち・つけ汁・うどん処 てる井は、庄司屋グループの関連店舗です。
庄司グループは、埼玉県比企郡川島町の本手打ちうどん庄司が主体となって
すったてうどん、小麦の味と香りを伝える、本格手打ちの武蔵野うどんの会社です。
うどん店を開業したい方や、うどんの修行をしたい方、手打ちうどん学校「武蔵野手打うどんスクール」も開校しております。
2019年4月30日現在
総本店
川島店
高坂店
世田谷店 甲府
杉並高円寺店
下北沢店
新庄店(山形県)
岩槻店
世田谷桜上水店
と、埼玉県を中心に武蔵野うどんの魅力を広めるため展開しているようです。
2019年4月27日から夏限定メニューが始まりました。

今回、わたしが注文したのは「鬼おろしうどんです。」
別に、それほど暑い日ではなかったのですが、メニューのネーミングとカイワレ大根の色合にひかれて、冷たいおろしうどんを注文しました。
写真は、中盛り800円に奮発して生卵一個 (50円)追加したものです。
写真からもわかるとおり、けっこうなボリュームです。
一部だけ幅広だんびらの麺で、全体的にも超極太です。

つけ汁は出汁香る味濃いめの汁です。
麺にはそれほど絡まないのですが、そのぶん麵自体の味を強く味わうことができます。
麺 >(より) 汁

大根は、おろしというより刻みの状態。
かなり荒けずりな塊状態で汁にはいっています。
「鬼おろし」のネーミングからして、辛~い大根おろしを想像していたのですが、全くそんなことはなく、甘みのある優しい味の大根でした。

鬼とはいったいなにを指しているか
……
それは、食べた人だけがわかるひと品

卵は、「鬼おろしうどん」そのものを味わった後で汁に投入。
うどんを絡めて頂きました。

追加の味変にすり胡麻と、ラー油とごま油の調味料が置いてあります。
この二つを汁に追加投入することで、マイルドな担々風味のうどんに大変身します。生卵を絡めるといっそう楽しめます。
武蔵野うどんとしては、 邪道な食べ方かもしれませんが、
抵抗ない方はぜひ試してみてください。
以上、『手打ち・つけ汁・うどん処 てる井|山形県で唯一の本格武蔵野うどん!実家感覚でうどんの昼飯を「けっ」!』でした。