ども!ひーさんです。
2022年の初詣も山形市内の由緒ある神社へ参拝してきました。
「六椹八幡宮(むつくぬぎ はちまんぐう)」
創建は奈良時代と古く、陸奥鎮守府将軍・大野東人によるもの。

クヌギで変換しても椹と変換されない…

クヌギで変換すると椚木とか、櫟、橡に変換される。

サワラと書くと椹に変換される。
クヌギはブナ科コナラ属の落葉高木で、サワラはヒノキ科の常緑高木。どうしてクヌギと読むのか不思議です。
朝日町には「日本の棚田百選」にも選ばれた椹平の棚田(くぬぎだいらのたなだ)が存在する。

何かくぬぎで繋がりがあるのでしょうか
※表は横スクロールで閲覧可能です
主祭神 | 【八幡三神】 ・誉田別命 = 応神天皇 = 八幡神 ・息長帯比賣命 = 神功皇后 = 応神天皇の母 ・比売神(玉依姫 = 玉依毘売 = 神武天皇の母) |
---|---|
創建 | 729~748(天平年間) |
例祭 | 9月15日 |
必勝祈願・勝利成功、安全祈願、安産祈願、商売繁盛、技芸・武芸、子授かり・子宝祈願、縁結び・恋愛成就
六椹八幡宮 のご由緒
天平年中、鎮守府将軍大野朝臣東人の創建と伝える。
平安時代康平6年、源頼義、義家前9年の役に際し当地に至り、里人より「この地に椹の木6本有り、故に六椹と称し祀れるは八幡大神也」と聞き、「それ陸奥の苦を抜く」と喜びて厚く戦勝を祈願。争乱平定後、神恩報謝に社殿を造営、絹黒地金泥日章旗一旒を奉納したと伝える。
南北朝時代延文元年、斯波兼頼山形に入部するや、斯波氏元来源氏の名流なるを以て、累代の祈願所と定め社殿を造営。その子孫最上義光、慶長5年関ヶ原合戦の余波戦に上杉軍と戦い勝利、愈々崇敬を厚くし、社殿の修営、軍旗、社殿等を寄進する。
最上氏改易後の寛永7年、山形城主鳥居忠恒宮殿を造営、これ今の本殿と伝え、八双金具に鳥居家家紋「巻鶴」が彫られている。
江戸時代、慶安元年以来御朱印48石を寄せられ、爾来、保科正之、堀田正亮、秋元涼朝、水野忠精等、歴代藩主から厚く崇敬される。
明治6年5月、山形市最初の県社に列し、同40年4月、神饌弊帛料供進神社に指定される。 往古より、山形城下南一円を当八幡宮の氏子区域として崇敬され、現在氏子戸数6,500余戸、40余町区に及んでいる。
更に、市街地の真中にあっても広大なる境内に樹齢数百年という巨木が多数そびえ、神厳清浄の気に満ちて
引用元:六椹八幡宮 氏子青年会
729年〜749年(天平年間)、蝦夷と対峙し防衛任務にあたった鎮守府将軍・大野東人が創建。
前九年の役(東北地方で起こった戦争)の際には、朝廷側の源頼義、義家父子がこの地で、六椹の里に八幡宮があることを知り「陸奥(むつ)の苦抜き(くぬき)」に縁起を担いで戦勝祈願を行った。
1063年(康平6年)、見事勝利した報賽として社殿が造営され、以後、歴代山形城の城主に信仰されることとなる。
1356年(延文元年)、最上氏の祖先(斯波氏)が山形に着任し社殿を造営。
1600年(慶長5年)、慶長出羽合戦の勝利後、益々の信仰を集め最上義光公による社殿の修営が行われた。
1630年(寛永7年)、最上氏改易後に着任した鳥居氏が修営を引き継ぎ現存する本殿もこの時造営された。
1648年(慶安元年)、徳川幕府より418石(由緒沿革に記載)の朱印状が寄進され益々崇敬を受けた。

午前中訪問したのですが、車も人も渋滞していました。


お正月の為、神輿蔵も開門されていました。
雪が降る前に参拝に訪れた時の様子です。
土曜日の午前中伺いました。人では少ないけど、徒歩や、車で数分おきに参拝者に訪れる具合でした。

写真左下ののツルツルした黒い石は、「鎮守の杜の願い石」のひとつ
黒い石(撫で石)を一度撫で、鳥居の前で一礼してから鳥居をくぐる
手水舎にて手と口を清める

コロナの為か、柄杓を使用しないで手を洗えるようになっていました

右下のハート形の石(撫で石)を撫でながら8回祈念する
撫でた後は願いが叶うよう拝殿に参拝する
撫で石は初詣のような混んでいる時にはなかなか難しそうですが、普段は空いているのでだれでも、気軽に撫でてお願いできそうです。

撫で石の石がまだ、綺麗で新しいので、最近設置されたものなのかもしれない。

六椹八幡宮の拝殿

六椹八幡宮の本殿

六椹八幡宮の鐘楼
県道17号線に行きあたる裏口付近にありますが、階段が封鎖されていて打つことはできませんでした。
六椹八幡宮の御神木
「六椹」のくぬぎ。
現在は神輿蔵近くのこちら一本だけしか残っていないそうです。

まわりの巨木は欅の木々。


2021年には8月には「竹あかり」参道がライトアップされ、9月の例大祭にはお神輿も出動したようです。

初穂料:300円
徒歩🏃
JR「山形駅」から南南東へ徒歩で13分。
モンベル山形店前の通りを南へ向かい、『玄妙寺』の看板から東へ小路を進むと現在の正門がみえてきます。
小さい看板なので、初めての方だと、わかりずらく通り過ぎてしまいそう。
山形市の県道17号線終点付近の「読売新聞南部サービスセンター」前には八幡宮の注連石(しめいし)があり、小路を進むと正門の逆側へ辿り着きます。
※表は横スクロールで閲覧可能です
住所 | 山形県山形市鉄砲町1-3-5 |
---|---|
電話番号 | 023-623-5647 |
アクセス | JR「山形駅」から南南東へ徒歩で13分(1,000m) |
Wi-Fi | 無し |
駐車場 | 15台位 |
公式HP | 六椹八幡宮 氏子青年会(公式サイト) |

駐車場は正門近くにあります。
元旦に訪問した際は、六椹八幡宮の西側の敷地が臨時駐車場になっていました。
「六椹八幡宮」はこんな方にオススメです。
- 創建が奈良時代の由緒ある八幡宮
- 山形市街地の中心にある為、旅行者でもぶらっと散策可能な神社
- 山形市の約15%の世帯が氏子さんなので、平時でも参拝者が訪れる神社
- 鎮守の杜の神社といわれるだけあり、静かな神社。

コロナ感染者は早く回復しますように🙏

はやくコロナ禍が収まりますように🙏
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