ども、ひーさんです。
「亀屋万年閣(かめやまんねんかく)」に宿泊してきました。

小野川温泉にある猫好きの宿
小野川温泉では「幸せ猫プロジェクト」を強く推進中!
避妊去勢手術がされた20匹位の野良猫がゆったりくつろぐ温泉街 ♨

亀屋では3匹の猫キャストがお出迎えしてくれます

猫嫌いな人にとっては小野川温泉自体NGかもしれない
亀屋万年閣は小野川温泉にあります。
「小野川温泉」
「湯の沢温泉」
「白布温泉」
「新高湯温泉」
「大平温泉」
「姥湯温泉」
「滑川温泉」
「五色温泉」(閉館、復活検討中)
834年(承和元年)、小野小町によって開湯された。
「小野小町」は世界三大美人のひとり。平安時代前期9世紀頃の女流歌人。
※表は横スクロールで閲覧可能です
住所 | 山形県米沢市小野川町2481 |
---|---|
電話番号 | 0238-32-2011 |
営業時間 (日帰り) | 09:00 ~ 17:00 |
定休日 | 無し(要事前確認) |
アクセス | 米沢駅から南西へ車で15分(9,300m) |
Wi-Fi | 有り |
駐車場 | 10台位 |
公式HP | 亀屋万年閣(公式サイト) |

わたしが訪問した際にお出迎えしてくれたのは「ななちゃん」。
宿を出る際にお見送りしくれたのは「ふくこちゃん」。
そして一番エンカウント率が高くて、お部屋の中にまで入ってきてお部屋チェックしてくれたのはヤンチャBoyの「はちくん」でした。
全員かどうかは未確認ですが、亀屋万年閣にいるのは野良猫や保護猫。
ちなみに、楽天トラベル2021年の「全国の宿 自慢の看板猫ランキング」の上位20匹に「ななちゃん」がランクインしました。
米沢八湯のひとつ小野川温泉街の真ん中の共同湯「尼湯」広場の目の前にある温泉宿。
正面は白壁に黒い柱が映える木造旅館ですが、ぐるっと一周すると建物はかなり年数を経ている様相の外観でした。
しかし、旅館内に入ってみれば明るい温かみのある玄関で、客室は新しく改装されて広くいキレイな和モダンな室内「古いなんて」思ったことなど吹っ飛ぶほどのギャップある宿でした。

亀屋万年閣のフロント
写真左側は小スペースの売店所となっていました。

亀屋万年閣のロビーダイニング
もともと明治中期に建てられた木造の建物で今も当時の雰囲気を残しているそうです。
夕食と朝食はこちらでいただきました。
2019年春にリニューアルされた中館「ゆり」のお部屋。
天井吹き抜けの広いリビング、梁もかけてあるので立体的。全体ではなかったのですが、一部床暖房もきいてあって寒の時期の米沢旅行でもゆっくりできそう。
寝室は、おばあちゃん家に遊びにきたようなおちついた和室

田舎のおばあちゃん家にシモンズのベットは無いとおもうけど
ベットには猫の模様のベットスローがかけてありました。
もともと、土足でもベットに上がる欧米で(ベットに座った際に丁度靴が乗る位置の)シーツを汚さない為のものですが、これが本来の用途として役に立ちました。大浴場に行こうと扉を開けたら、猫キャストの一匹はちくんがスッと部屋に入ってきて縦横無尽に歩き周わました。そして異常がないことをチェックして出ていきました。
その際、ベットスローの上でべんべんっ飛び跳ねていました。

可愛い過ぎぃ

写真はないの?

可愛い過ぎ…

撮り忘れたんだね…

寝室の一角には鏡台室もあったので、特に女性に嬉しい仕様。
窓を開けると外は、池つきの小さなお庭になっていて、色とりどりの鯉がゆらゆら。
お庭眺めながら、昼からお酒飲んで、もう言うことなし!
クゥーッ!!”(*>∀<)o(酒)”
備え付けの冷蔵庫には2018年に誕生した米沢の地ビールなど取り揃えてありました。
電話で「鷹山堂の珈琲」も持ってきてもらえるようです。
お着き菓子はでん六の「抹茶あずき」と「つや姫カマンベールワッフルクッキー」

ゆりの部屋は大浴場から一番近いので、何度も温泉を楽しみたい方にオススメの部屋。
浴衣に着替えていざ大浴場へGo!!
亀屋万年閣は2021年現在、部屋数が3つしかないので他のお客さんも少なく、お風呂などですれ違うことなどありませんでした。

お風呂上りには入り口の前にある「Panasonic製のマッサージチェア」でさらにリフレッシュできること間違いなし!

大浴場
ほぼ透明で少々の白濁。温泉街全体がそうなのですが硫黄臭、味は硫黄臭のある温泉の味

赤湯温泉と似たような味
お湯はぬるめでした。

コップが置いてあったので、これはまぁ、飲めるということだろうということで飲泉しました。
コロナ禍で飲泉取りやめになっているところが多いので久々の飲泉。
これでお通じもバッチリ!

小さい露天風呂
もともとぬるめの温度でしたが外気の影響もあってずっと入浴していられるぬくいお湯でした。
内風呂も露天風呂も湯口に「亀」がいたので、どうして亀がいるんだろう…
…
..
.
ここは猫屋じゃくなて「亀屋」万年閣だった…

到着してから食堂、部屋の中と猫尽しだったので仕方ない

猫三昧の宿です

洗面所の水栓金具は御覧の通りで、小野川温泉の効用の強さが伺えます。
※表は横スクロールで閲覧可能です
源泉名 | 協組4号泉、 協組5号泉 |
---|---|
泉 質 | 含硫黄ーナトリウム・カルシウム-塩化物温泉 |
源泉温度 供給温度 | 4号源泉 80℃、5号源泉 36℃ 未確認 |
浴用の 禁忌症 | 病気の活動期(特に熱のある場合) 活動性の結核 悪性腫瘍 重い心臓病 呼吸不全 腎不全 出血性疾患 高度の貧血 その他一般に病勢進行中の疾患 消化菅出血 目に見える出血があるとき 慢性の病気の急性増悪期 妊娠中 |
飲用の 適応症 | 慢性消化器病 慢性便秘 糖尿病 通風 胃腸病 |
飲用の 禁忌症 | 腎臓病 高血圧症 その他一般にむくみのあるもの 下痢のとき |
かけ流し 循環ろ過 | 源泉かけ流し |
入浴剤 ・消毒 | 無し |
加水 加温 | 無し |
露天風呂 | 有り |
サウナ | 無し |
身障者用の浴槽 貸切風呂 | 無し |
ケア用品 | ボディソープ、リンスインシャンプー |
ドライヤー | 有り |
食事処 | 無し |
入浴効果 | 切り傷 火傷 慢性皮膚病 慢性婦人病 糖尿病 高血圧症 動脈硬化症 神経痛 筋肉痛 五十肩 運動麻痺 うちみ 関節のこわばり くじき 慢性消化器病 痔疾 冷え性 病後回復期 疲労回復 健康増進 |
大人 :700円
小人 :未確認

前菜8種と食前酒に東光の吟醸梅酒。
アケビの肉味噌詰め、鯉のマリネ、食用鬼灯、厚切りハム、キノコのキッシュ、いくら、揚げ茄子と色とりどりの前菜。鯉料理やあけび料理など米沢っぽいチョイス。
ぜんぶ美味しいかったけど、キッシュがとくに好みでした。

天子の海老と岩魚のカルパッチョ

岩魚の塩焼き
お腹の苦い部分が取り除かれていて食べやすかった。
メインはA5ランクの米沢牛のしゃぶしゃぶ
いうまでもなく柔らかくて口では表現しずらい美味しさ…

栗ご飯と芋煮

デザートはラ・フランスのシャーベット

亀屋万年閣の朝食
マイカー・レンタカー・カーシェア🚙
米沢駅から南西へ車で15分9.3km
西米沢駅から南西へ車で10分6.6km
東北中央自動車道 ー 米沢中央IC ー(15分) 小野川温泉
バス🚌
小野川温泉まで米沢駅より山交バスで24分位(600円程)で行くことができます。

小野川温泉の中心にある尼湯、シンボル的スポット
小野川温泉の瑠璃光薬師如来
小野小町によって建立されたと伝えられてる。
温泉の神様。

小町観音
2002年(平成14年)、小野川温泉に建立。
もともと小野川の奥地に祀られていたが、現在の地に移遷された。

「小峰神社」と「滝の清水」
小野小町が小野川温泉を開湯した時から湧き続ける清水。
井戸を掘っても温泉が噴出する地区で昔から貴重な飲料水として人々の喉を潤してきた。

上杉鷹山公 塩田跡
米沢藩の財政改善の為に行われた事業のひとつで、温泉を使った塩造りが行われたそうです。
小野川温泉の野良猫たち
「幸せ猫プロジェクト」の成果か人慣れしていて何匹かの猫は近づいても逃げないで触らせてくれました。

見つけられたのはせいぜい6、7匹でした。

猫は薄明薄暮性動物だから

日没直後と朝方に活発になるそうです。

亀屋万年閣の猫キャスト「はちくん」
亀屋万年閣の裏側なのですが、縄張りに近づく猫をずっと凝視して威嚇していました。

警備も担当しています

きゃわいい
「中屋別館不動閣」はこんな方にオススメです。
- 猫キャストがいる温泉宿に泊まりたい方
- ぬるめの温泉なので、ずっと入浴していられる
- 飲泉可能な温泉
- 一泊二食付きで1.5万円位で宿泊可能