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寒河江八幡宮|自然あふれる境内 リアル狛犬「たけゆき」がいる神社

寒河江八幡宮の御朱印

寒河江八幡宮は自然がいっぱい。野鳥がたくさん。野生のフクロウ親子を見れたあなたは、ラッキー☆
寒河江八幡宮の隣には長岡山(寒河江公園つつじ園)がありますが、そちらはカラスの縄張りとなっていて、日々、神社側を縄張りとする猛禽類との熾烈な縄張り争いが繰り広げられているそうです。

寒河江八幡宮へのアクセス

JR奥羽本線天童駅から車で西へ10分、最寄り駅(JR左沢線寒河江駅)から徒歩で北西へ12分)の場所にあります。
寒河江市内を横断する県道23号線沿いにあります。

住所山形県寒河江市八幡町5-70
電話番号0237-86-6258
御祭神
(※1)
【寒河江八幡宮】
誉田別命(ほんだわけのみこと=応神天皇、八幡神)
大山祇神(おおやまつみのかみ)
御祭神
(※2)
【高良新山両所神社】
武内宿禰(たけのうちのすくね)
大山祇神(おおやまつみのかみ)
アクセス JR左沢線寒河江駅から徒歩で北西へ12分(1000m)
Wi-Fi無し
駐車場100台位(バリアフリー用の駐車場もあり2,3台分)
公式HP寒河江八幡宮
寒河江八幡宮 御案内

寒河江八幡宮は「ご案内」からはわかりにくいですが、かなりの敷地があります。小屋には除雪車が待機されていて、除雪範囲の広さと冬でも参拝客が多いことが伺えます。

寒河江八幡宮 除雪車

寒河江八幡宮のご由緒

寒河江八幡宮

前九年の役(東北地方で起こった戦争)で、朝廷側の源頼義が戦勝できたことに感謝して京都の男山八幡宮の分霊を字八幡原に勧請(神仏の来臨を願って)されたことから始まります。

その後、1191年(後建2年)に地頭(地域の有力者)の大江氏が鎌倉八幡宮の分霊を勧請し、現在地に社殿が創建され(字八幡宮の八幡社を合祀して)、寒河江荘総鎮守として定められました。(920年以上の歴史ある神社)

寒河江八幡宮の末社、摂社

【高良新山両所神社】
寒河江八幡宮の末社です。
応神天皇、仲哀天皇、神功皇后の三代に使えた武内大臣を祀った神社。
長寿延命、病気平癒、殖産興業、農業にご利益があります。

他にも様々な末社、 摂社がありました。

稲荷神社
水神様
開運之神
厳島神社

寒河江八幡宮の参道

寒河江八幡宮 正面の鳥居

正面の大鳥居

階段前の狛犬

寒河江八幡宮 石鳥居

階段前の石鳥居

初訪問でした。
正直、想像していたよりもかなり立派な八幡様でした。
平日の昼過ぎに伺ったのですが、神職の方が3名も常駐されていました。

境内までの階段数もそれなりにあって、
参道が、「境内」、「鐘衝堂」、「八幡公園」方向の3つに分かれています。 裏鳥居からの参道もあって、わたしが地元の子供だったらテンション上げ上げな遊び場です。
( 神職の方が3名もいて、掃除などされていたので、実際に缶蹴りなんかして、 遊んでいたら怒られそうですけど...)

寒河江八幡宮 階段

手前の階段が「八幡公園」、左上に上る階段が「境内」、奥に見える階段が 「鐘衝堂」 、写っていませが、右手側に下ると「正面鳥居」に続きます。

寒河江八幡宮 鐘衝堂

寒河江八幡宮の鐘衝堂
写真だとわかりませんが、木々の隙間から寒河江市街地をざっと見渡せる位には高い所にあります。

寒河江八幡宮の境内

寒河江八幡宮 拝殿

階段を上って、”ひょっこりはん”して見えた社殿

拝殿向かって左手側には「かささぎ橋」が社務所に掛かっています。
縁結びの神橋です。「かささぎ橋」とは、中国の伝説で旧暦の7月7日の七夕の日に天の川上にできる橋のことを指します。織姫と彦星が出会う為の橋であり、男女が良縁で結ばれる事を意味する。

かささぎ橋の下はスロープになっており、車椅子の方でも参拝できるようになっています。

寒河江八幡宮 本殿

寒河江八幡宮の本殿

1686年に創建された「三間社流れ造り」の鮮やかな建物
緑、青、白、赤と様々な色が使われている飾りがあり豪華な造りです。
本殿・拝殿ともに江戸時代前期の独特な細部意匠をもつ社殿として貴重な遺構といわれています。

寒河江八幡宮 社殿

駐車場から撮った写真です。
手前が稲荷神社、拝殿、本殿と、とんがり屋根が3つ並んでいます。

寒河江八幡宮の末社

寒河江八幡宮 高良新山両所神社

【高良新山両所神社】
寒河江八幡宮の末社です。
応神天皇、仲哀天皇、神功皇后の三代に使えた武内大臣を祀った神社。
長寿延命、病気平癒、殖産興業、農業にご利益があります。

寒河江八幡宮 稲荷神社

寒河江八幡宮本殿の隣に建っている「稲荷神社」

寒河江八幡宮 水神様

本殿の裏に建っている「水神様」

寒河江八幡宮 開運之神

稲荷神社の裏に建っている「開運之神」

寒河江八幡宮 松尾芭蕉の碑石

寒河江八幡宮 芭蕉の碑石

松尾芭蕉の奥の細道一句が、しるされた碑石

雲の峯 幾つ崩て 月の山

昇り立っては崩れ、常に姿を変える入道雲の峰。
そんな(雲の隙間から姿を見せる不動の)月山の(雄大な)姿よ。

「雲の峯(くものみね)」は積乱雲、「月の山」は現在の山形県鶴岡市にある月山(がっさん)、をそれぞれ意味します。
季語は「雲の峯」で夏です。

この句では「幾つ崩て」の部分で雲が変化する様子を表現しており、続けて「月の山」と不動の存在との対比を詠むことで、動と静が両立した句となっています。

出典:和歌の世界より

境内には、松尾芭蕉の他にもいくつかの碑石があり、人それぞれの楽しみ方ができる神社です。

寒河江八幡宮 のリアル狛犬「たけゆき」

寒河江八幡宮のリアル狛犬1

寒河江八幡宮のリアル狛犬「たけゆき」君
よろしく!かなりやんちゃらしく、柵の中への侵入及び、御障りは厳禁です。社務所へお声がけすれば、触れ合える場合もあるようです。

モフモフしたかったけど、柵に近寄っても全く尻尾フリフリもなく、
おとな〜しく、寝そべっている状況が多いようでしたので、今回は御障りは遠慮させて頂きました。

寒河江八幡宮のリアル狛犬2

なお、公式Twitterで「本日のたけゆき」が公開されています。

寒河江八幡宮の野鳥

寒河江八幡宮には50種類前後の野鳥がいます。
確認された野鳥の写真は境内に掲載されてます。
ノスリやフクロウといった猛禽類もいて、お隣の長岡山(寒河江公園つつじ園)を縄張りとしているカラスとバトルを繰り広げられているようです。

フクロウは数羽おり、気温が下がった秋からゴールデンウイーク位まで寒河江八幡宮の木々を縄張りにしているそうです。
また、その期間に卵を産み雛が巣立つまでの子育てを行うそうです。寒河江八幡宮はあくまで、親フクロウの縄張りであって、巣立った雛フクロウは戻ってこないそうです。

野生のフクロウは基本的に人前に姿を見せることはありませんが、
よちよちの雛が危ない時、親フクロウはわざと姿を見せて注意を引く為、 かなり低い確率ですが野生の親フクロウを見ることができるそうです。

親でも雛でも野生のフクロウを見れた方はラッキーですね(*´ω`)

寒河江八幡宮の裏参道

寒河江八幡宮のあじさい

寒河江八幡宮の裏参道から外れた車道の脇に咲いていたあじさいの花です。6月末には満開になりそうでした。

寒河江八幡宮の裏の鳥居

裏参道の入り口にある鳥居
木漏れ日の射す一本道の階段です。
この階段を上っていくと正面に「開運之神」と「水神様」が見えてきます。

寒河江八幡宮の境内ではないのですが、裏参道の鳥居の道路迎えに「厳島神社」があります。鯉と赤耳亀がいました。

寒河江八幡宮の御朱印

寒河江八幡宮の御朱印

お初穂料は、寒河江八幡宮と高良新山両所神社の一緒バージョンで600円でした。それぞれ別で書いて頂くことも可能なようです。

以上、『寒河江八幡宮|自然あふれる境内 リアル狛犬「たけゆき」がいる神社』でした。

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