4月21日㈰に上山城へ花見に行ってきました。
この日は、さくらコンサートが開催されていました。
お昼過ぎに到着して、駐車場へ車と停めて降りるとスピッツのロビンソンのメロディが聴こえてきました。
青空の下流れるロビンソンの曲は春の陽気にぴったしでした。

選挙のポスターがすごく邪魔(´;ω;`)
お城を見上げながらの桜
ちょっと上向きにシャッターパシャリ!

住所:山形県上山市元城内3−7
電話:023-673-3660
営業:9:00~16:45
距離:JRかみのやま温泉駅から徒歩で10分
定休日:奇数月の第二目標日、9月第一週月~金曜日
駐車場:有り
公式HP:上山城
JRかみのやま駅から徒歩で北西へ10分の月岡天神森
上山城の由来
上山城(月山城)は1535年(天文4年)の戦国時代に武衛氏によって、月岡・天神森に築城されました。
上山氏(武衛氏)はもともと、上山城よりさらに西側に位置する高楯城という山城を拠点としていました。高楯城は、当時高畠町を拠点とする伊達稙宗(伊達政宗のおじいちゃん)に攻められ奪われました。後に奪い返し、新たに近くの月岡・天神森に築城されたといわれます。
上山氏(武衛氏)は斯波兼頼の曾孫で天童頼直の子孫が上山を治め、上山氏または武衛氏を名乗ったそうです。
また最上氏×上山氏の対立では破れ、上山城には最上氏の武将が入城することになります。江戸時代に入って最上氏が改易(領地没収)されると、入れ替わり立ち替わりに統治する城主が変わります。
後に、備中国庭瀬より松平氏が100年程統治して江戸時代を終えることになります。
栗川稲荷神社|かみのやま温泉街で参拝可能なお稲荷様
松平氏が連れてきてくれた栗川稲荷
現在の上山城

現在の上山城は1982年(昭和57年)にあくまで、外観が城郭風建築の郷土資料館として当時の二の丸跡に再建されました。
1階は上山の四季と歴史・文化
2階は城下町上山のあゆみ
3階は縄文の暮らしから戦国の世まで
4階は天守閣風展望台
順路は1階 → 4階 → 3階 → 2階 → 1階
一度4階の展望台までエレベーターで登って、階段で下りながら展示物を閲覧していくコースになります。
内部はバリアフリー化がなされています。
※館内は撮影可能ですが、無許可でインターネット上へ公開することは禁止されています。
歴史的資料や名産品も展示されています。
上山城の城下町

お城の周りには桜の木がたくさん植樹されており、この日は満開の桜を楽しむことができました。
元羽州の名城と言われた城下町だけあって、起伏の激しい地形です。お城の周りに自社仏閣や旧家屋が集中して在ります。

上山観音と下大湯公衆浴場
上山温泉街の歴史

エレベーターを降りると天守閣から外へ出れます。

天守閣から北側 からの景色です。
桜が咲きほこっています。
コンサートの観覧者やお弁当を広げて花見をしている人もいて、
たくさんの人達がそれぞれに楽しんでおられました。

天守閣東側からの景色です。
上山城の北側には土岐氏(江戸時代の城主の一人)の桜もあります。
濃いさくら色の花びらが特徴です。

大人 :410円(360円)
学生 :360円(310円)
小人 :50円(40円)
※()内は20名以上の場合の団体料金です。
夢の旅人さんのブログで紹介されていました。
春の陽気のに包まれた上山城も良かったですが、雪化粧された上山城の方が「羽州の名城」のイメージに合いそうです。
以上、『上山城|花見で登城 満開の城下湯町』でした。