2019年11月の末に南陽市にある熊野大社(正式名称:熊野神社)へ行ってきました。ネットサーフィンしていたら、熊野大社で、米沢織(よねざわおり)の御朱印帳を取り扱っているという情報を見かけて、欲しい!
ってなって急遽、仕事終わりに参拝がらていってきました。
日本三熊野のひとつ
総本社が和歌山県田辺市
もうひとつは、長野県北佐久郡軽井沢町で奉られています。
熊野大社の神様は、日本で初めて結ばれた男女の神様を奉っています。
こちらの神社では、月に一度の満月の夜、「月」と「うさぎ」に導かれ「ご縁が結ばれる」よう、特別な縁結び祈願祭が執り行われます。
ご縁を結ぶ 東北のお伊勢の御朱印帳、持って歩きたい(灬˘╰╯˘灬)
記事をサッと流し読み(目次)
JR奥羽本線赤湯駅から車で北西へ9分、最寄り駅(フラワー長井線宮内駅)から徒歩で北へ17分
※表は横スクロールで閲覧可能です
住所 | 山形県南陽市宮内3476-1 |
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電話番号 | 0238-47-7777 |
アクセス | フラワー長井線宮内駅から徒歩で北へ17分(1,400m) |
Wi-Fi | 未確認 |
駐車場 | 20台位 |
公式HP | 東北の伊勢 熊野大社(公式サイト) |

駐車場は、鳥居をくぐった先にあります。
※表は横スクロールで閲覧可能です
主祭神 | 熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ=いざなみのみこと) 熊野速玉大神(くまのはやたまのおおかみ=いざなぎのみこと) 熊野家津御子大神(くまのけつみこのおおかみ=すさのおのみこと) |
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配祀神 | ー |
創建 | 806年(大同元年) |
例祭 | 7月25日 |
東北の伊勢 熊野大社のご由緒
806年(大同元年)平城天皇の勅命により勧請(神仏の分霊を請じ迎え)を受けて再興された。元々はそれより前の国分寺建立の時代に創建されたものと推定される。
その後も時の天皇、法皇の恩恵をうけ、のちに天台宗・真言宗・羽黒修験・神道の四派も加わり、熊野修験の霊場としても栄えた。
1601年(慶長6年)上杉景勝が米沢30万石に減封されてからは、直江兼続が大旦那( 有力な檀家)として熊野大社の修復にあたった。
歴代の領主である伊達氏・最上氏・上杉氏の崇敬を受け、社領の寄進や社殿の整備が行われた。神仏習合の時代には、熊野三山と同じ有力な檀家証誠寺の寺号を称することを許されるほどだった。
大社に伝わる『一山古今日記』によると、直江兼続の造営の棟札(修築の記録) と伊達政宗の棟札が並べて書き上げられているそうです。また、熊野大社には、伊達正宗の安堵状も残されている。
この日、訪れたのは11月末の紅葉真っ只中の時季したが、熊野大社にはほとんど紅葉している木がありませんでした。(植えられている木が、種類的に紅葉しないのかな?)
唯一、紅葉していたであろう手水舎(ちょうずしゃ)前にある大イチョウの木もほぼほぼ葉が落ちている状態でした ( ;_; )


ちょっとガッカリしたけど、手水舎の飾りに和みました。
清め終わって階段を登ろうと回れ右したら
…
..
.
足元に、イチョウの落ち葉アートがあってホッコリした ( ◌•ω•◌ )

境内にも様々なイチョウの落ち葉アートがありましたよ~🍂
いつもこんなアートが見れるのかはわかりませんが結構な数の落ち葉アートがありました。
来年、紅葉の時季に行かれる方は、ぜひ探してみてください(*´▽`*)
短い石階段なのですが、何度訪れても静寂さと厳粛さを感じる景色です。

まずは、拝殿に参拝🙏🙏

竹林の向こうに見えるのが社務所
ホント東北の11月末なの?ってくらい青々としています。

熊野大社には、30柱の境内社・神様が奉られています。
階段を登ってすぐの鐘楼の前に境内案内の看板があって、いくつか参拝順路が掲載されています。
※ 30柱全てではありませんが、参考になれば幸いです。
十二支が関連付けられている社もあるので、どなたでも気軽について参拝できます。
熊野大社の健康増進の神様巡り
- 熊野大社拝殿
- 熊の大社本殿裏(三羽のうさぎ)
- 湯殿山神社
- 水神社
拝殿

熊野大社本殿裏(三羽のうさぎ)

熊野大社本殿裏のうさぎの彫刻。
いつ頃からか定かではありませんが、三羽すべてみつけると「願いごとがかなう」「しあわせになれる」と言い伝えられています。
ただし、すごく見つけづらい…
わたしは、何度も訪れていますが、まだ、三羽目を見つけられていません…
( ᵕ_ᵕ̩̩ )
湯殿山神社

※表は横スクロールで閲覧可能です
境内社 | 湯殿山神社(ゆどのさんじんじゃ) |
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主祭神 | 少彦名命(すくなひこのみこと) |
ご利益 | 医薬の神・温泉の神・酒の神 |
水神社
撮り忘れ…手水舎と鳥居の間にある社
熊野大社で運気上昇の神様巡り
- 熊野大社拝殿
- 熊野大社本殿裏(三羽のうさぎ)
- 皇大神社
- 厳島神社
拝殿
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熊野大社本殿裏(三羽のうさぎ)
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皇大神社

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境内社 | 皇大神社(こうたいじんじゃ) |
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主祭神 | 天照大神(あまてらすおおかみ) |
ご由緒 ご利益 | 信州飯山より勧請された 関連:尾崎三郎左門尉裏誉(詳細不明) 国家安寧・五穀豊穣・開運・勝運・福徳・家内安全 生命力上昇・子孫繁栄 |
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厳島神社

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境内社 | 厳島神社(いつくしまじんじゃ) |
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主祭神 | 市杵島姫命(いちきしまひめのみこと) 田心姫命(たごりひめのみこと) 湍津姫命(たぎつひめのみこと) |
ご由緒 ご利益 | 2019年11月13日 南陽市金山字明神堂1527 龍口神社を吸収合併 学業成就・勝負に勝つ・家内安全・病気平癒・ 安産祈願・家内安全・商売繁盛 |
熊野大社で縁結び巡り
- 熊野大社拝殿
- 熊野大社本殿裏(三羽のうさぎ)
- 熊野大社本殿
- 白神神社
拝殿
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熊野大社本殿裏(三羽のうさぎ)
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熊野大社本殿
熊野大社は常時本殿前で参拝可能な珍しい神社
東北では珍しい造りの神社で、鳳凰の彫刻が特徴的
運が良けえれば、太陽の日差し加減で鳳凰の目に光が差す瞬間を目にすることができる。
その際に手を合わせて願いを込めると、こころ穏やかに、幸せになれるという言い伝えもある。
日が昇る東の鳳凰は「祈り」を、
日が沈む西の鳳凰は「感謝」を、
一日、一日を大切にするという、日本人の美しい心を表しているそうです。
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白山神社

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境内社 | 白山神社(はくさんじんじゃ) |
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主祭神 | 菊理姫神(くくりひめのかみ) 【 縁結びの神様 】 |
ご由緒 ご利益 | いざなみといざなぎの喧嘩の調停者 縁結び・復縁・商談成立 |
熊野大社で干支の神様巡り
- 千手堂(子)
- 和光神社(牛・寅)
- 菅原神社(卯)
- 融通神社(辰・己)
- 幸神社(午)
- 宝積坊(未・申)
- 土社神社(酉)
- 八幡神社(戌・亥)
千手堂
(写真撮り忘れ)
子年の守り神
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和光神社

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境内社 | 和光神社(わこうじんじゃ) |
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主祭神 | 豊斟渟尊(とよくむねのみこと) |
ご由緒 ご利益 | 土壌育成の神様 丑年・寅年の守り神 天地開闢に登場する神世七代の第3代の神とされる。 また神世七代の最後の独神である。 雲を神格化した存在とされる 【関連】 泉重治信濃守重望、泉子侍郎親平、虚空蔵菩薩 |
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菅原神社

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境内社 | 菅原神社(すがわらじんじゃ) |
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主祭神 | 菅原道真公(すがわらのみちざねこう) |
ご由緒 ご利益 | 学問の神様 卯年の守り神 |
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融通神社
(写真撮り忘れ)
辰年・巳年の守り神
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幸神社

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境内社 | 幸神社(さいわいじんじゃ) |
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主祭神 | 猿田彦神(さるたひこのかみ) |
ご由緒 ご利益 | 交通安全の神様 午年の守り神 |
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宝積坊
(写真撮り忘れ)
未年・申年の守り神
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土社神社

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境内社 | 土社神社(どしゃじんじゃ) |
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主祭神 | 詞志古泥神(かしこねのかみ) |
ご由緒 ご利益 | 自然を司る神様 酉年の守り神 熊野大社に現存する建物の中で最も古い |
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蟻王山八幡宮

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境内社 | 蟻王山八幡宮(読み方未確認) |
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主祭神 | 応神天皇(おうじんてんのう) |
ご由緒 ご利益 | 必勝祈願の神様 戌年・亥年の守り神 |
境内で見つけたイチョウの落ち葉アートたち
近くの園児たちがお散歩に来ていたのですが、めっちゃテンションあがっていました
*ଘ(੭*ˊᵕˋ)੭*

大嘗祭限定の御朱印
初穂料500円
満月の夜にうさぎが飛び跳ねている厳か(おごそか)な様子の絵柄です。
令和限定バージョンの御朱印もあったのですが、時期的に近い大嘗祭バージョンをいただきました。限定バージョンの御朱印は、書き置きされているものに日付を記入していただきました。

2015年に訪れた際にいただいた御朱印
初穂料300円

コチラが米沢織の御朱印帳(1,500円)🙌
2019年11月末時点で4種類ある。
一番右側の黄緑の模様のものが最新版、他の3つは裏表で模様が異なる。
悩んだ末にわたしが購入したのは緑茶色の水玉模様の御朱印帳。
御朱印帳によくある表紙の記載欄や、御朱印帳の表記自体が無いことも特徴のひとつだと思います。そのため、人によっては様々な用途に使用できるのではないでしょうか?
熊野大社のある置賜地域は、かつて、世界最高級の生糸「羽前エキストラ」を生産し製紙業で栄えました。
その起源は、江戸時代までさかのぼり、上杉鷹山(うえすぎ ようざん)が、藩の財財政を立て直すひとつの策として、織物製造を推奨したことが始まりと言われています。
上杉の城下町米沢は、今も面影が残り、多くの織元が軒を連ねます。織元山口の技術により、米織(よねおり)の特徴を活かしながら、日本古来の技術により、米織の特徴を活かしながら、日本古来の小紋柄を織で表現した「米沢小紋」。
その品質は、晒(さらし)よりしっかりしていて、帆布より柔らかい。織物ならではの柄表現や手に馴染む風合いは、どこか懐かしく、それでいて新しい。
製糸業で栄えた宮内(熊野大社が奉られている場所)の「熊野大社」と織元最北端の産地、米沢の「米織小紋」。
歴史と縁が重なり合い、新たにひとつの御朱印帳が縫製されました。
米織小紋は:米沢織の特徴である「細番手」「先染め」「紋織り」を活かし、古典的な小紋柄と日本の伝統食を織りで表現した現代のライフスタイルで使えるファブリックアイテム。
鷹山堂では:熊野大社×米織小紋を作っています。
鷹山堂(ようざんどう)は山形県米沢市にある、「米沢織のアイテム」と「自家焙煎珈琲」のコンセプトショップです。
引用:熊野大社 × 米織小紋より
まとめ
- 日本三熊野のひとつで、東北のお伊勢さま
- 縁結びの「うさぎ」で有名
- 参拝順路が4種類もあるので何度訪れても楽しい ♪
- 季節の限定御朱印があるらしい?
- 11月末に訪れたけど紅葉は見れなかった
- 米織の御朱印帳をゲットできて大満足
- イチョウの落ち葉アートに感激した😃
- 熊野大社は米織の御朱印帳を買える数少ないパワースポット
以上、「東北の伊勢 熊野大社|三羽の兎で有名な 縁結び神社 – 南陽市 -」でした。