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戸澤神社|戸澤氏由来の三神社が並ぶ新庄城址 最上公園 [新庄市堀端町]

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どもっ! ひーさんです。

新庄市で初めての参拝。御朱印を頂きました。

桜並木やあじさい、蓮の花で有名な新庄城址(最上公園)。新庄城址では戸澤氏を神様として祀っている神社をはじめ、戸澤氏ゆかりの天満宮や護国神社も信仰されています。

例祭日は各寺社が8月24日、8月25日、8月26日と連続しており例年開催される「新庄まつり」は3日通して新庄地域で行われる一大イベントになっている。

2020年11月末に訪問したので、残念ながら草木は少なくちょっと淋しい景色でした。

新庄城址 最上公園の正面

戸澤神社は、藩主を慕う人々の想いから生まれた神社

明治に入って、戸澤家の歴代藩主を慕う新庄・最上一円の人々の創意により創建されました。

ズルいの
ズルいの

荘内神社と同じような創建状況ですね。

新庄城址 最上公園へのアクセス

※表は横スクロールで閲覧可能です

住所山形県新庄市堀端町6-86
電話番号0233-22-1451
アクセスJR奥羽本線「新庄駅」から北西へ徒歩で13分(1,300m)
開門時間24時間
御朱印
授与時間
9:00 〜 16:30
Wi-Fi無し
駐車場20台
公式HP戸澤神社(公式サイト

それ以外のアクセス

車🚙

新庄駅から北西へ車で4分

最上公園の内にあり、公園の南側から入ると駐車しやすい。

電車🚋

新庄駅から北西へ徒歩で13分

飛行機🛫

山形空港から北へ車で45分

レンタルサイクル🚲

※表は横スクロールで閲覧可能です

貸出場所「ゆめりあ」内もがみ情報案内センター NPO新庄観光ガイド協議会
新庄駅西口のトンガリコーン型の施設
電話番号0233-22-2340
営業時間9:00 ~ 17:00(冬は休業)
料金300円

新庄駅から新庄城址まで自転車で5分位

戸澤神社の概要

※表は横スクロールで閲覧可能です

主祭神戸澤 衡盛とざわ ひらもり
平衡盛は源頼朝公に仕え、のちに岩手の滴石にある戸沢郷に落ち着き、その地名から戸澤氏を称したことから興りました。戸澤家の始祖。

戸澤 政盛とざわ まさもり
戸澤家中興の祖
江戸前期、茨城から出羽国に返り咲き新庄藩の初代藩主となった。

戸澤 正実とざわ まざざね
新庄藩11代藩主。1869年(明治2年)版籍奉還後、初代新庄藩知事に任命される。
配祀神
創建1894年(明治27年)
例祭8月24日

有名な人気ゲーム「信長の野望」では戸沢政盛表記で見かけます。

戸澤神社のご由緒

戸澤家の始祖である戸澤衡盛公、初代藩主である戸澤政盛公、11代藩主である戸澤正実公を神様として祀っている神社。

また、戊辰戦争以降の戦死者を祀る神社として創建された新荘護国神社には、戊辰戦争時に出羽地域の局地戦の早期終結に影響を与えた為か定かではないが、官軍の旗印として与えられた「菊花御紋の旗」が宝物として保存されている。

この旗は靖国神社と戸澤神社にしかないと言われている。

新庄市 公式サイトより

1622年(元和8年) 最上家のお家騒動を発端した改易に伴って、旧領地は分割される。山形藩に鳥居忠政が着任するのと時を同じくして、関ヶ原合戦後、常州松岡(茨城)に異動していた戸澤政盛が最上郡一円及び村山郡の一部を領する新庄藩(6万石)へ着任した。

新しい山形藩主の鳥居忠政は、徳川四天王として活躍した鳥居元忠の息子さんで、戸澤氏は元忠の子供を婿養子として迎えたことで親戚関係になりました。戸澤氏は外様大名でありながら譜代大名という地位を確立した。生まれ故郷でありませんが出羽国の地に返り咲いた

1625年(寛永2年)には6万8200石へ領地が加増された。

このこと等からも初代藩主の政盛公がかなりやり手に思えます。

ひーさん
ひーさん

「信長の野望」でもそこそこの能力値で登場します。

それ以後1869年の版籍奉還まで、戸澤氏が11代247年にわたりこの地を治めた

1868年(慶応4年)7月の戊辰戦争により、新庄城は城下もろとも炎上落城した。

1869年(明治2年)11代正実公が版籍奉還を願い出、新庄藩政の幕を閉じた。

1894年(明治27年)8月戸澤神社の社殿が旧領民によって創始された。

戸澤神社のご利益

家内安全、事業反映、商売繁盛

戸澤神社の境内

お堀では鴨っぽい水鶏が固まってゆらゆら泳いでいました。

冬訪問した際には、お堀の噴水の周りでヨチヨチ🦆🦆

戸澤神社の参道

冬の手水舎では、菊の花が凍結していました。

戸澤神社の拝殿

戸澤神社の扁額

戸澤神社の扁額

戸澤神社の拝殿

戸澤神社の拝殿

戸澤神社の本殿

戸澤神社の本殿

新荘天満宮の概要

※表は横スクロールで閲覧可能です

主祭神菅原 道真すがわらの みちざね
言わずと知れた学問の神様
配祀神
創建1628年(寛永5年)
例祭8月25日

新荘天満宮のご由緒

戸澤家累代の氏神。政盛公の生まれ故郷である羽州秋田仙北郡角館より常州松岡(茨城)へ転封した際にも遷座し、更に新庄へ移封された際には新庄城内へ遷座された。

〜 中略 〜

この天満神社の御神体を年に一度の例祭日に、一般の領民全員にも参拝させ安隠を祈願させる様に試みる。

〜 中略 〜

1756年(宝暦6年)9月25日 戸澤 正諶とざわ まさのぶ公が城内天満宮の祭礼を始める。

この年の例祭で初めて屋台を飾り付け市内を練り歩かせ世直しとし領内の豊作と安寧を祈願すると共に人数の向上を計った記録が残っている。

戸澤神社公式サイトより

祭礼を始めた前年はこの地域でも宝暦の大飢饉の影響を受けており、領内豊作や安寧を祈願し、広く一般領民の為に行われたお祭り。

新庄まつりの起源とされる祭礼で現代の新庄市の一大イベントに繋がっている。

とくに絢爛豪華(けんらんごうか)を競う「山車やたい行列」が見もので、新庄駅構内にも華やかな山車が飾られていました。

新荘天満宮のご利益

合格祈願、学業成就、五穀豊穣、技芸・芸能

新荘天満宮の境内

新荘天満宮の正面
新荘天満宮の参道
新荘天満宮の拝殿1
新荘天満宮の拝殿2

彩の少ない時期でしたがその分、天満宮の茅葺屋根の苔がすごく映えて良い感じでした。

新荘天満宮の本殿

新荘天満宮の撫で牛1

新荘天満宮の撫で牛

新荘天満宮の撫で牛アップ

新荘護国神社の概要

※表は横スクロールで閲覧可能です

主祭神新庄・最上の護国の英霊
配祀神
創建1871年(明治4年)
例祭5月6日
8月26日

新荘護国神社のご由緒

1871年(明治4年)5月 旧新庄藩主 戸澤正実公家臣の勲働を追憶し招魂場が設けられた。

1915年(大正4年)現在の場所に遷座された。

1939年(昭和14年)4月 現在の名称へと改称された。

新荘護国神社の境内

新荘護国神社の正面1
新荘護国神社の手水舎
新荘護国神社の正面2
新荘護国神社の拝殿
新荘護国神社の扁額
新荘護国神社の本殿

新荘護国神社の本殿

戸澤神社で頂ける御朱印

三社見開き金文字の御朱印

初穂料は1,000円

各一社ごとに御朱印がありそれぞれ300円

金文字の各一社ごとの御朱印もそれぞれ300円

でした。

この日は宮司さんが外出中で、息子さんかお孫さんと思われるか方に対応していただきました。

戸澤神社の限定御朱印

2022年1月参拝に訪問した際には

寅年御朱印が2種

月替わりの冬バージョン御朱印

其々1,000円

まとめ

新庄城址 最上公園の敷地1
新庄城址 最上公園の敷地2

戸澤神社は、日本で数少ない 戸澤氏を神様として祀る神社です。

2022年は新庄藩成立から400年の節目と思われます。境内に特設情報など掲載されていなかったのですが、なにかイベント行われるのでしょうか。

今回訪問した際は時期的にすでに雪囲いがなされている状態でした。今度訪れる時はもう少し彩りのある季節に訪れてみたい

(◍´ಲ`◍)

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