山形縣護國神社は、馬見ヶ崎川沿いにある神社です。
山形市内では、毎年の正月初詣ではたいへん混雑する神社として有名です。
初詣だけで13万人を超える人々が訪れる山形の代表的な社です。
山形縣護國神社はJR山形駅から車で北東へ10分、最寄り駅(JR北山形駅)から車で東へ5分ほどの場所にあります。

馬見ヶ崎橋(まみがさきばし)から見える山形縣護國神社
住所 | 山形県山形市薬師町2丁目8-75 |
電話番号 | 023-631-5086 |
アクセス | JR北山形駅から車で東へ5分(1700m) |
Wi-Fi | 不明 |
駐車場 | 100台以上 |
公式HP | 山形縣護國神社 |

山形縣護國神社は2019年1月で創建150年を迎えました。
また、記念事業として、神社誌「ごこくのいろは」が発行されました。
社務所でお声がけすると、お一人様一冊まで頂くことができます。
山形縣護國神社の神社誌「ごこくのいろは」
130ページ位の小冊子ですが、
きれいな写真をふんだんに盛り込んだ贅沢なつくりの一冊です。
これ一冊で山形縣護國神社の成り立ちから、神道のあれこれや、神社での作法(参拝の仕方などets…)についてわかります。
また、巻末の宮司×公認会計士の対談記が興味深い。
55年前、当時、宮館宮司が訪れた山形縣護國神社は、ぺんぺん草も生えないようなさびれた神社だったとか、赤字経営の神社であり、暴力団からの圧力もあったりと大変な苦労があったそうです。
今の立派な山形縣護國神社からは想像がつかないです。
護国神社とは?
護国神社は、国家のために殉難した人の霊(英霊)を祀るための神社。1939年に招魂社から改称される。
出典:Wikipedia
戦前は内務省によって管轄されていたが、戦後は独立の宗教法人となる。
指定護国神社は東京都と神奈川県を除く道府県に建立され、
その道府県出身ないし縁故の戦死者、自衛官・警察官・消防士等の公務殉職者を主祭神とする。
山形縣護國神社の由来
1872年(明治2年)旧薩州藩大砲長、久永竜助以下十名の国事殉難の士慰霊のため創立されました。その後、何度か名称変更と移転等を繰り返し、
1934年(昭和9年)現在の場所に社殿を造営しています。
1946年(昭和21年)に現名称である「山形県宗教法人法山形縣護國神社」となります。
明治維新より大東亜戦争迄の戦没者四万八百四十五柱の英霊を奉斎する神社です。
隣接する分国寺薬師堂には薩摩藩戦死者墓があります。
公園のような、木々に囲まれた場所にあります。
山形縣護國神社の狛犬
境内の南門に鎮座するシン・ゴジラならぬ、「シン・狛犬」
2017年8月15日(平成29年)に奉納された新しい狛犬
ゴジラを意識しているのか、顔がちょっと怪獣っぽい(笑)
写真だとわかりにくいのですが、とにかく巨大、
一番高いところで、210cmもあります。
山形縣護國神社の創建150周年を記念して山形鋳物で作られた
日本一の青銅狛犬阿吽像。
昭和10年に作られた石彫りの狛犬
右側の狛犬は上の方をにらんでいてうまく撮れない。
山形縣護國神社の拝殿と本殿

開けた場所にある迫力ある、大きな拝殿。
2019年5月11日の午後伺いました。
午前中は「春季慰霊大祭」が斉行されたようです。
そのせいかわたしが伺った際にはお祓い待ちの家族一組しかいない、がらーんとした状態でした。

道路から撮影した本殿の写真です。
お初穂料は300円でした。
「春季慰霊大祭」のおそらく後片づけで、ばたばたしている中で頂きました。
お忙しい中ありがとうございました<(_ _)>
以上、『山形縣護國神社|巨大な狛犬に守られた英霊を祭る山形の神社』でした。