湯田川温泉街は712年(和銅5年)頃から鶴岡市の郊外で発達した温泉地です。
金峯山(きんぼうざん)の麓で山に囲まれた、鶴岡市の奥座敷として落ち着いた雰囲気と、街並景観に優れた湯の街です。
「湯田川温泉 正面の湯」は湯田川温泉街を代表する格安の共同浴場です。
(旅館は10軒あります:2018年年度末時点)

湯田川温泉街入り口にある写真です。
コチラの写真の左方向には共同の駐車場があります。
JR羽越本線鶴岡駅から車で南西へ18分位の場所にある温泉街です。
庄内交通のバスが鶴岡駅から「湯田川・越沢・坂の下方面行き」方面へ日に8便ほど出ています。
※表は横スクロールで閲覧可能です
住所 | 山形県鶴岡市湯田川丙64 |
電話番号 | 0235-35-4111(湯田川温泉観光協会) |
営業時間 | 8:00 ~ 9:00 11:00 ~ 18:00 |
定休日 | 無し |
アクセス | イ)JR羽越本線鶴岡駅から車で南西へ18分(9100m) ロ)鶴岡駅より「湯田川・坂の下・越沢線」行きバスで 湯田川温泉下車(所要:30分) |
Wi-Fi | 無し |
駐車場 | 有り(近くの公共駐車場) 30台位 |
公式HP | 湯田川温泉 |
開湯1300年の湯田川温泉街の顔として、外観がイメージ写真として使用されている共同浴場の温泉です。
温泉街の掲示板には、地元の小学生が湯田川温泉街について調べた作品が貼ってあります。
ほっこり、ほっこり(*’ω’*)
共同浴場に入るには、事前にチケット販売を行っているお店で券を購入する必要がります。(と、ここまでは事前に調べました。)
船見商店のお爺さんに声をかけて、お金を支払ってチケットを買うだけと思っていたのですが...
お爺さんが温泉に向かって、てくてく歩いて行きます。
なぜ...?
入り口をくぐると、二畳ほどの玄関があって、お爺さんが扉を操作して開けてくれました。自分では試していないのですが、扉は電気錠なんでしょうか。
少し昔の東京の下町にあったような銭湯というか、時代を感じる瓦屋根造りの建物です。

着替える場所しかない部屋です。こちらの部屋も二畳ぐらいでしょうか。
洗面台もドライヤーもありません。

「湯田川温泉 正面の湯」、正直舐めていました。
建て物の外観からして、浴槽などもっと年季の入った浴室を想像していました。
シンプルですが、すごく清掃の行き届いた気持ちの良い浴室です。
浴槽もキレイです✨
無味無臭無色透明、熱すぎずちょうど良い湯加減のお湯でした。
あまり特徴を感じないので、天然かけ流しの温泉といわれても判らないや…
金峯山に3時間近く滞在した後の温泉でしたので、すこぶる癒された♨
洗い場はありますが、シャワーもありませんので個々人で準備が必要です。
※表は横スクロールで閲覧可能です
源泉名 | 湯田川1号源泉 |
泉 質 | ナトリウム・カルシウムー硫酸酸塩泉 |
源泉温度/供給温度 | 42.2℃/42.0℃ |
浴用の禁忌症 | 病気の活動期(特に熱のある場合)、 活動性の結核 悪性腫瘍 重い心臓病 呼吸不全 腎不全 出血性疾患 高度の貧血 その他一般に病勢進行中の疾患 消化菅出血 目に見える出血があるとき 慢性の病気の急性増悪期 |
飲用の適応症 | 不明 |
飲用の禁忌症 | 不明 |
かけ流し・循環ろ過 | かけ流し・循環無し |
入浴剤・消毒 | 無し |
加水・加温 | 無し |
露天風呂 | 無し |
サウナ | 無し |
身障者用の浴槽 | 無し |
ケア用品 | 無し |
ドライヤー | 無し |
食事処 | 無し |
入浴効果 | きりきず やけど 慢性皮膚病 動脈硬化症 神経痛 筋肉痛 関節痛 五十肩 運動麻痺 関節のこわばり うちみ くじき 慢性消化器病 痔疾 冷え症 病後回復期 疲労回復 健康増進 |
浴槽の清掃は毎日行われています。
また衛生管理の為、源泉貯湯タンクには次亜塩素を注入しているそうです。
次亜塩素って、うがい薬に使われるヤツですね(体にも安心です(*´ω`))
200円
まとめ
・湯田川温泉街には庄内交通のバスで行くことができます。
・金峯山(きんぼうざん)の登頂とあわせて宿泊にぴったりの温泉です。
・湯田川温泉街は開湯1300年を誇る鶴岡の奥座敷
ー 山形には蔵王温泉、銀山温泉、白布・小野川温泉と全国的に有名な温泉街がいくつもあります。湯田川温泉街は山形の観光地として問われてパッと浮かぶ温泉地ではありませんが(あくまで、個人的な意見です)、そういった意味で隠れた名湯の温泉街といえます ー
金峯神社|鶴岡市民の憩いのスポット金峯山 – 鶴岡市 -
金峯山(きんぼうざん)への登頂記事はこちら
以上、『湯田川温泉 正面の湯|金峯山麓にある山あいの温泉街 – 鶴岡市 -』でした。