どもっ! ひーさんです。
久しぶりに「湯殿山神社 本宮(ゆどのさんじんじゃ ほんぐう)」へ行ってきました。
2021年は12年に一度の「丑年御縁年」として特別な御朱印や展示などが用意されていました。
修験道(しゅげんどう)の霊地であり、「語るなかれ」「聞くなかれ」で有名な場所。

ということで、この記事では湯殿山神社 本宮についてさらっと書きます。

「語ったら」ご利益が無くなりそ〜
だれかのブログや、出羽三山の公式パンフレット、湯殿山神社の公式ホームページではかなり深くまで紹介されているが良いのだろうか??

「語るなかれ」「聞くなかれ」

松尾芭蕉が残した句からも、どういう所なのかは詳しくわかりません。
「語(かた)られぬ 湯殿にぬらす 袂(たもと)かな」

車🚙
JR羽越本線「鶴岡駅」から南南東へ車で55分。
JR左沢線「寒河江駅」から北西へ高速道路を使って車で45分。
距離的には鶴岡駅からの方が6,500mほど近いのですが寒河江駅から向かったほうが若干早く着く。
飛行機🛫
庄内空港から南南東へ高速道路を使って車で50分。
山形空港からは事前予約制ですが、1日3便「おいしい山形空港乗合ライナー」がでています。
バス🚌
鶴岡駅から羽黒山と湯殿山を結ぶ庄内交通のシャトルバスが一日4便出ています。1dayパス(3,000円)
※表は横スクロールで閲覧可能です
住所 | 山形県鶴岡市田麦俣六十里山7(仙人沢:湯殿山レストハウス) |
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電話番号 | 0235-62-2355(出羽三山神社) 0235-54-6219(湯殿山参籠所) 0235-54-6727(湯殿山レストハウス) |
アクセス | JR左沢線「寒河江駅」から北西へ高速道路を使って車で45分(47,200m) |
開門時間 | 8:30 〜 16:00(有料道路の受付時間) ※上記はパンフレット記載時間ですが、時期によって若干前後するようです。 湯殿山の開山期間(参拝可能な期間)は毎年4月〜10月位 |
御朱印 授与時間 | 未確認 湯殿山参籠所(宿泊所)でも受け付けている |
Wi-Fi | 湯殿山参籠所(宿泊施設)は有り |
駐車場 | 150台 |
公式HP | 出羽三山神社(公式サイト) 湯殿山参籠所(公式サイト) |
月山道(国道112号線)の湯殿山除雪ステーション付近から東側へ登っていく間道がそれぞれの車線にあります。ビュンビュン車が行きかう道なので無理な右左折横断しなくて大丈夫なようになっている。
道なりに進むと有料道路の入り口が見えてきます。

車種や、車両ナンバーによって料金が変わります。
乗用車4t未満:400円
二輪車 :200円
※表は横スクロールで閲覧可能です
主祭神 | ・大山祇神 ・大己貴命 = 大国主命 ・少彦名命 |
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配祀神 | ー |
創建 | 605年(推古天皇13年) |
例祭 | 8月17日 |
593年(推古天皇元年) 羽黒山、月山、湯殿山が蜂子皇子により開山
泰澄上人 、役の行者、弘法大師空海、伝教大師最澄、慈覚大師など数々のビックネームが来山して修行されたお山。
出羽三山の総奥の院として特に厚い信仰を集めてきた。
江戸時代までは真言宗として奉仕されてきた。
明治維新の神仏分離により神様のいらっしゃる山として「神社」の扱いになりました。
【大山祇神
農産、山林、鉱山業守護、漁業、航海守護、商工業の発展、商売繁昌、試験合格、家庭平安、安産、厄除け
【大己貴命】
縁結び、子授、夫婦和合、五穀豊穣、病気平癒、産業開発、交通、航海守護、商売繁昌
【少彦名命】
穀物神、医療神、酒造の神、温泉神

湯殿山レストハウス
駐車所やバス乗り場もあります。
写真左側(奥側)の場所でバスのチケットが販売されていました。
ここから湯殿山本宮まで、徒歩で30分ほど登る必要があります。道中には様々な神様が祀られています。
本宮までのバスは、大人 片道 200円(往復400円)、小人は半額、幼児無料

とにかく遠くて、ここまで来るのに疲れたので玉こんでエネルギー充填!

疲れた時の玉こん美味し!
「丑年御縁年」ということでレストハウスの2階では特別展示もされていました。


先日訪れた、善寳寺や荘内神社、出羽三山神社の限定御朱印等も展示してありました。

仙人沢の大鳥居
と、左側に見える建物が湯殿山参籠所です。
湯殿山参籠所には温泉もあり宿泊可能。

この辺り一帯の仙人沢の霊域において、即身仏の修行に挺身された鉄門海上人が守り神として信仰されたお稲荷様。そのご由来から湯殿大神の願掛けする人は、鉄門海上人に倣って先ずこちらの玉姫稲荷神社へお参りし、その霊験におすがりし、御助けを頂いて本願を達成する習わしがあったそうです。
という由来からも本宮にお参りする前に、こちらの玉姫稲荷神社でお参りしてから向かったほうが良さそうです。

入り口の狛狐がいろいろと欠けてオジサンみたいな顔でした。

県内の方からの御寄進より県外者や企業からの御寄進が目につきました。




何かよくわかりませんが、鍵?でしょうか。咥えています。
エプロンが鮮やかな朱色で可愛らしい感じ✨

本宮までは大鳥居から徒歩で30分位かかります。アスファルトで舗装されていますが、急な箇所もあるので歩きやすい恰好で参拝に向かってください。

本宮行きのバスも同じ道を通るのですが幅は結構ぎりぎり。


本宮駐車場からの眺め

本宮駐車場の直務所

この先は、湯殿山神社本宮


丑の像がたくさん鎮座されていました。
ここから先は湯殿山本宮の聖域となり撮影厳禁となっています。
「語るなかれ」「聞くなかれ」の霊地です。
本宮にあるご神体まで歩5分位でかかります。
途中、お祓いに一人500円が必要になります。
本宮には40分ほど滞在したのですが、先にいた外国人の女性参拝者は腰を下ろしてず〜っと遠くのお山を眺めていました。きっと動けなくなるくらい素晴らしい景色だったんでしょうね。

玉姫稲荷神社や、仙人沢の御朱印もありました。
こちら3種は湯殿山参籠所でもいただくことができるそうです。
初穂料はそれぞれ500円
丑年の丑の日には、湯殿山の御神体のお垢で書いていただいただものを頂くことができます。
ちなみに、羽黒山の御朱印も同様にお垢使用の御朱印を頂くことができます。

平成時代に頂いた御朱印
丑年の丑の日は見開きの限定御朱印を頂けるそうです。
本記事のタイトルで山形県民の参拝数数は少数?と書きましたが、あくまでわたしの体感と独自の見解です!

さすがに偏見すぎじゃない?

友人で行ったことがある人は誰もいないし…

友達少ないから…

駐車場は2/3は県外ナンバーでした。

あらためて、県民参拝者は少数?というのは管理人の独自見解です。
それだけ県外者や外国人から注目されている歴史的パワースポットであり観光地ということでしょう。
まだ行ったことが無い県民は是非行ってみて(ネタバレなしで)「聞くなかれ」をその身で体験してほしい。
きっと、アッメージングで神秘的な山形のスポットに胸をうたれるでしょう。周りの人にも「語るなかれ」で良さを広げてほしい✨

急にアッメージングとか言い出した…
詳しくは語れませんが、湯殿山神社 本宮を参拝する際にはタオルを持参した方が良いです。
湯殿山神社本宮まで行くのが大変な方は山形市内にある「里の宮 湯殿山神社」を参拝してもご利益を頂くことができると思います。こちらでも丑歳限定御朱印を頂くことができました。
以上、『湯殿山神社 本宮|県民参拝者は少数?全国の旅行好きが集う神の山 [鶴岡市田麦俣]』でした。